女性の根本を作り上げている化学物質はエストロゲンです。
女性の心も体も起源をこの性ホルモンに発しています。
この性ホルモンの作用は何かを知ることで
女性の理解に一歩近づくことが出来るのです。
|女性を女性らしくするホルモン
|エストロゲンによる男女分化
エストロゲンは卵巣から分泌される卵胞ホルモンとも呼ばれ、
女性の体とこころを女性らしく作り上げる性ホルモンです。
男性は基本が女性をベースとして、胎児期に男性ホルモン・テストステロンの
照射で男に分化します。
女性ホルモンのエストロゲンは
受精直後から男女とも胎児時期に照射され脳は生育していきます。
女性になるべき胎児はこのエストロゲン大量に浴び続けて女性の体、性器を作っていき、
思春期・第2時性徴期に更に多量のエストロゲン照射が起こり、
劇的な体と心の変化を遂げます。
(参照:男性を創るテストステロン)
|エストロゲンによる女性の体の変化
思春期に多量のエストロゲンの照射を受けた女性は更に
女性らしいからだに作り上げられていきます。
乳房は膨らみ、お尻は大きくなり、生殖器も更に発達して生理が始まり、
体には脂肪が蓄えられ体全体は曲線的なセクシーさを増してきます。
エストロゲンの多い女性はより曲線的でグラマーな体つきになると言われています。
白人では金髪になります。
マリリンモンローが世界の男性の憧れになった理由は
ここにあるようです。
我々男性は本能的にエストロゲンの多い、生殖器の発達しているサインを示す
女性に惹かれてしまうのです。
金髪はその目印となるのです。
エストロゲンの多い女性の性器はふくよかで性的なパフォーマンスも高くなります。
つまり男性に素晴らしいセックスを提供してくれるのです。
(参照:エストロゲン・女性ホルモン)
|エストロゲンによる女性らしい心
エストロゲンによって女性は受容的で優しい心を育みます。
男性を受け入れることで喜びを感じ、男性を優しく包むことに満足を覚えるようになります。
エストロゲンの濃度の高い女性は肉体的な面だけではなく、
女性的な優しさで男性を癒してくれる能力を多く持ちます。
そしてテストステロンの攻撃性を抑える作用があります。
エストロゲンが低下して相対的なテストステロン濃度が上がると
独断的で攻撃的で自信過剰な女性になってしまいます。
|エストロゲンによる特殊能力
またコミュニュケーション能力、直感力、想像力や柔軟性も強くなり
我々男性とは違ったマルチの脳を持つようになります。
これによって我々男性は別の意味で悩まされるようになります。
女性は我々男性にない能力を兼ね備え、その能力を駆使して
常に男性を操ってきたと言えなくもないのです。
その女性のエスロゲンがもたらす特性や習性をしっかり知ることが恋愛の戦略では大切です。
|エストロゲン変化による女性への影響
女性は生理、妊娠、出産と多くのホルモンが関与して
肉体的、精神的な影響を強く受けています。
その影響の強さは単純にテストステロンに支配されている男性の比ではなく、
我々に理解できない女性の行動や精神になって現れます。
エストロゲンや黄体ホルモン・プロゲステロン、オキシトシンなど
様々なホルモンが女性には関与していますが、
せめて我々はエストロゲンの女性における影響を頭においておきましょう。
エストロゲンは女性の一生の中でも様々にその分泌量が変化し、
その生殖行為や日常行動・精神を変化させていきます。
その分泌量における様々な場面を考えていきましょう。
- 女性の一生におけるエストロゲン変化
- 女性の一ヶ月におけるエストロゲン変化
- 個人差におけるエストロゲン効果
- 刺激によるエストロゲン変化
この変化を理解することによって女性に対する対応が見えてきます。
と言うよりは知らないことで我々はかなり痛い目に会ってきているはずです。
女性の一生はホルモンカクテルが織り成す九十九折です。
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