女と言う生き物

我々は恋を語る前に普段当たり前のよう接しながらもその生態、本質を

深く理解しないままに過ごしてきた女性を改めて

知ることから始めなくてはなりません。

女性は我我男たちとはまるで違う特性を有しています。

これを認識したうえで始めて効果的な恋愛戦略の組み立てが始まるのです。

｜女は男とは違う全く異質の動物である

女と男はまるで別種の動物である

という真理をまずは心に深く刻まなくてはならない。

このラブメソッドは女性をひとつの生き物として捉え、

その習性を観察し、分析することで成り立っています。

これまであなたは女性に対して男と同類の人として思い接したことが

ことごとく跳ね返され途方にくれたことがありませんでしたか？

｢なんでこんなことが分からない！！｣とか

｢一体何を怒っているのか理解できない！？｣。

何度も味わった感情ではないでしょうか？

それは全て女性という生き物を男性と同等な心があると思い込み、

信用しきってしまったあなたの責任です。

女性は決してあなたに基本的には心を許すことはありません。

お人好しの男という動物は常にここで痛い目にあいます。

女性は謂わば｢猫｣と思ってください。

男性はお人好しの｢犬｣です。

仲間と思って側によって爪を立てられるのはいつも犬という動物です。

では何故この違いが生まれたのでしょうか？

それは人間という生き物としての進化の過程で生じた生物学的な差異であり、

この現代に生じたものではありません。

しかしこの差異は時間と経済的に余裕が生じた現代に顕著化したと言えるでしょう。

｜数百万年における人類の生活に起因する男と女の違い

この男女の差異は現在、人類学者によって解明された人類進化の過程で

生まれた環境適応よるものです。

人類はアフリカにその生を受け、世界各地にその生活範囲を広げていきましたが、

農耕生活に入る以前、数百万年に渡り狩猟採取生活を営んでいました。

しかし、我々の先祖はほとんど９９％の期間、この地球上においては

圧倒的な弱者でした。

その圧倒的な弱者が地球の王者に進化した大きな理由は

男女のセックスの快楽を主体にした共感共振意識から

生じた協調協力関係です。

弱いがゆえにお互いが共感し、協調する必要があったのです。

（参照：女性にとってのセックス）

｜男の役割と能力

その男女家族を中心にしたコミュニュケーションと協力が

人類大発展の要因になったのですが、

その際に男性と女性は明確にその役割を分けました。

男性は狩猟を請負い、常に獲物を追い回す生活を送りました。

目的はただ一つ家族のために食料を調達すること。

その為の筋力や瞬発力、コンパス能力、遠視能力、獲物を待ち続ける能力、

獲物の行動を予測する能力等等で

脳は論理的な思考に適するようになりました。

集中力があり、ゲーム的思考を持ち、分析能力も大きく発達したのです。

これは男性ホルモンのテストステロンの強化による能力の獲得です。

｜女性の役割と能力

一方女性は子育てと家事、野草や果物などの採取を請負、

男が狩りに長期に留守にする間、家を女子供で守ってきました。

その際必要だった能力が、女性と子供だけの生活でお互い協力し合い、

仲良くしていく能力です。

子供の表情の変化や一緒に過ごす女性の感情の変化を鋭く読む観察力と

コミュニュケーション能力です。

また家の中の道具がどこにあるか記憶する能力や家具の配置をワイドに見る能力、

編み物をしながら子供をあやしたり 会話する能力が発達しました。

採取作業では色によって その植物が美味しいか見抜く能力や糖分が十分あるか

確かめる 甘味に敏感に反応する能力などなど

今の女性の特性を表す能力をこの時身につけました。

女性の目と耳と鼻と舌は敏感でマルチに機能するように発達したのです。

これは主に女性ホルモン・エストロゲンの作用によるものです。

｜シンプルになった男の機能

それに比べ男性は

獲物を確実に手に入れるという役割から遠くは見えるが周りは 見えない、

小さな音には集中できても同時に多くの音を聞き分けられない、

一人で孤独に耐えられるがうまく人に気持ちを伝えられない

等と女性に比べて実にシンプルな生態になったのです。

現代ではその役割分担は境界線がなくなり、

我々男性の本来の能力を発揮できる分野どんどん失われてきています。

この歴然とした男と女の特性の違いを認識して新たに女性に対する

戦略を組み立てる必要があります。

生殖の役割からくる違い

単純な男性の思考

男性の生活や役割は単純です。

男性は

• 有り余る精子を女性に注入し子孫を作る
• 食べ物を調達して家族を養う
• 後は何か暇つぶしの趣味に没頭する

ことです。

それにともないホルモンの分泌も単純で

男性ホルモンのテストステロンを年間コンスタントに出し続け、

いつでもセックスしたいが

男子の行動の動機になっています。

生涯に渡っても思春期をピークに少しづつ減りつつも男性ホルモンを出し続け、

考えることはほぼ一生変わらずで

どこかにいい女いないかなあ？

とキョロキョロし続けることになります。

頭の中はいつでもどこでも生涯に渡り女とのセックスで一杯です。

これが我ら男性の脳みそであり根本です。

複雑な女性の思考

一方女性はかなり複雑で繊細です。

初潮、オスの選別、セックス、精子の選別、受精、妊娠、子育て、閉経と

各種のホルモンが複雑に絡み合い精神肉体に色々な影響を及ぼします。

ひとつのホルモンは効果は違う弊害を産み出し、

それを補うために別のホルモンが作用してまた別の弊害を生じさせます。

体にも心にも素晴らしい影響と全く真逆の マイナス効果が生じます。

生理痛や生理時の憂鬱、排卵時の気持ちのたかなり、

出産の喜びやセックスのオーガズム等等は

我々男性には到底理解しきれない精神の変動が起きます。

これは全て生殖という生理現象の複雑な機能の影響で

女性自身もコントロールはし難い現象です。

そこに起こる現象をしっかり認識して女性に対応することが

恋愛では大きな成果を得るための戦術になります。

男と女は確実に違う

この真理を理解して、何故そのような現象になるのかをまずは認知することで

あなたを女性の扱いのうまい男性として女性から高い評価を受け、

女性から大いなる好感を抱かれることは必定です 。

豊かで価値あるセックスライフをこのラブメソッドで実現してください。

女は違う生き物と思い、それに合わせた愛情をもった対応するのです。

NEXT:　男と女を分ける化学物質

Copyright secured by Digiprove © 2014All Rights Reserved