女性はホルモン周期によって体調が大きく左右されています。
特に生理痛は女性のセックスへの意欲を消失させる最大の要因です。
女性の生理痛をしっかり理解することで女性のセックスの拒絶の意味を理解してください。
|男よ、女の苦しみを理解せよ
月経痛・生理痛は我我男性には無縁で理解しがたいモノです。
月経痛の女性は基本的には不機嫌になり男性は出来るだけ触らぬようにして
その距離を保つようにしてきました。
PMS(月経前症候群)と生理痛の女性にはどれだけ痛い目に合ってきたことか
全ての男性の苦い思い出のはずです。
しかし、我々はその試練に目をもはや背けることを止めましょう。
しっかり女性の生理痛を理解して女性の苦しみの根本を知ることで
女性の痛みを和らげてあげるのです。
気持ちだけでも女性は敏感に反応してきます。
「分かっているよ。大変だね。」
という姿勢だけでも女性は救われるのです。
|生理痛の症状は?
生理痛は月経時起こる痛みで人によってその症状も様々なようです。
おもな症状は、月経が始まって2~3日目で出血の量が増えるころに表れてきます。
下腹部に痛みが生じ、肩こり、むくみ、吐き気、イライラ、のぼせ、眠気などが
起こることもあるそうです。
また腰痛、頭痛などが生じる女性もいますので本当に女性によって現象は様々です。
この間、女性が余り機嫌が良くないのも仕方ないかもしれません。
月経前におこる不機嫌症状のPMSを加えると実に女性は月の半分近くは
不愉快な状況に置かれているのです。
このことを考えれば男性がこの時期に女性にセックスを求めて拒否されても
単純にふてくされてしまうの少し大人げない行動かもしれません。
|月経痛の原因は??
主な生理痛の原因は、
- プロスタグランジンが過剰に出る、
- 子宮の出口がせまい、
- 体の冷え
- 精神的なストレス
です。
生理中に分泌される「プロスタグランジン」は子宮を収縮させ、
子宮内膜がはがれるときの出血(経血)をスムーズに体外に出す役割があります。
また痛みを生み出す発痛にもかかわる物質です。
これが分泌過剰になると、子宮の収縮が過剰になって陣痛のような痛みの原因になります。
この物質は痛みを強めるなどの作用もあるので、
頭痛、肩こり、腰痛、吐き気の原因にもなるのです。
子宮の出口が狭いことが原因の女性は
生殖器が未成熟な女性や子供を産んだことのない女性に多い原因です。
出産して子宮口が広がると改善されます。
体の冷えは全身の血流が悪くなりプロスタグランジンも骨盤内に滞り、痛みが強くなります。
特に下半身の冷えは要注意です。
ストレスはホルモンや自律神経のバランスを崩してしまうことで
やはり諸悪の元凶になってしまいます。
女性は恋愛関係や人間関係、仕事でのストレスには敏感に反応してきます。
|生理痛に悩む女性には優しく労る
厚生労働省の調査によれば、生理の時に腹痛を感じる人は67.3%。腰痛が46.3%で、
全身の倦怠感は36.3%の人が感じているといいます。
我々男子はこのような女性の現実を理解して
決してその期間に期待した反応が返ってこなくても
女性がその言葉を気に入らないのではなく生理痛やPMSの為だ
ということを理解してあげましょう。
この時ぞとばかりに女性の精神を落ち着くような優しい言葉や
全身の血流を良くするマッサージなどを
サービスしてあげれば女性はもっとあなたに信頼を寄せて
関係ももっと親密になっていくはずです。
もうひとつ注意が必要なのは出産したり大人の体になれば生理痛も治るとは
必ずしも言えないのでご注意ください。
生涯、生理痛で悩む人もいれば、まるで若い時から関係ないひともいることは
頭に置いておきましょう。
女性を常に労ってあげれば間違いはありません。
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