女性の見る、聞く、嗅ぐ、味わう、感じるといった五感は男性が想像する以上に
優秀です。
この優れた五感を駆使して
女性は男性の言葉や匂い、態度などの少しの変化も見逃すことなくチェックして
現在の自分の置かれている状況を判断してゆきます。
男の嘘や浮気などは鋭く感知して不実を見抜いてゆくのです。
女の五感を侮ってはならないのです。
|女性に必要だった優れた五感
人類はこの地球上でおそらく数百万年もの間、圧倒的な弱者でありました。
常に肉食動物からの捕食の恐怖にさらされ、闇夜の中で恐れ慄いて生きてきたと
想像されます。
その中でも女性は更に男性に比して不利な条件を多く背負わされていました。
長期の子育てと蓄えられた脂肪は生存活動上きわめて不利であり、
その子供と脂肪は肉食動物にとって最高の栄養源となったでしょう。
女性たちは過酷な状況下、男達が留守の間、恐怖の中で家を守り、
子を育て、木の実を採取するという生活をおくりつづけ、
我々男性が及びもつかない生存の為の感覚を身につけました。
それは危険を察知し、安全な食べ物を確保し、
子供の体調をするどく感知し管理する力です。
また男子不在の間の女性同士の仲良くし情報を共有してゆくための
コミュニケーション能力も磨いてゆきました。
そして庇護者となるべき雄を確保し続ける為の能力と戦略を身につけて行ったのです。
五感を鋭くすることによってです。
|男性の必要とした能力
一方我々男性には狩猟時代、獲物を見つけ狩りをすると言う
実にシンプルな役割と使命しかありませんでした。
感覚もその目的を達成する為の能力だけが進化しました。
男性の狩りに必要とされた能力は獲物の行動を分析し、予測し、より早く見つけ出すための
情報収集力と観察力です。
また狩りの技術を進歩させるために論理的な思考が重要でした。
獲物を逃さないように仲間と協力して組織的に行動してゆく能力も強化しました。
その能力は現代でも男性が集団で戦うスポーツに没頭する傾向を見せたり、
企業活動や複雑な組織形成するといった面に表れています。
男性の必要とした能力は能動性であり攻撃性であり論理性であり組織性でした。
それはテストステロン作用により形成されるものです。
|女性は5感を強化した
一方、非力で受動的で受け身態勢を余儀なくされた女性達は
状況をしっかり把握し協力し合って危険を回避してゆく能力が発達しました。
如何なる環境下でもより的確で迅速に自らの身体と子供の生命を維持するための
能力を発達させました。
広範囲に周囲の情報を集める感性、
より子孫の免疫力強化に繋がる強い遺伝子を選択する能力、
細菌感染からのリスクから自分自身と子供を守る為の能力などが必要でした。
その為に五感のセンサーを強化したのです。
見る、聴く、嗅ぐ、味わう、触るの感覚強化です。
|女性ホルモンエストロゲンによる5感強化
この5感の強化は女性ホルモンのエストロゲンの活性強化によってなされていきます。
それぞれの器官の感覚神経にはエストロゲンの受容体が存在し、
エストロゲンが活性かされることで感度が向上します。
また男性の脳のサイズは平均1400gで、女性の脳の平均1350g平均よりは
上まりますが、こと感覚神経に関しての性能は圧倒的に女性が勝っています。
これはエストロゲンが五感の脳神経を活性化するだけではなく
脳の発生過程で左脳と右脳を繋いでいる脳梁が太く発達するからです。
この脳梁においては女性の方が男性より1.5倍ほど細胞が多いのです。
脳梁は左右の脳の情報を伝達しあう役割を持ちます。
その為、女性は男性以上に左右の脳をフルに活用した情報判断や処理が出来るのです。
男性の脳は理屈脳と言う割れる左脳を優先して働き、
感性脳と言われる右脳が遊んでいるのに対して、
女性は左右の脳をバランスよく活動させて、
情報収集や他者とのコミュニケーションを行っています。
男は理屈が優先するのはこの為で、
女性は相手の言葉や表情を巧みに読み取る感性を有しています。
|一つのことしかできない男
男性の脳はマルチな活動が苦手であるために男性は大抵、一つのことしか同時にできません。
女性のようにテレビを見ながら電話したり、会話しながら
料理したり出来きないのです。
男性は一つのことを行っている時には他のことが全くできなくなるのです。
これは狩猟時代からの要求された特性です。
獲物を追いかけるためにしっかり集中する為に他に気を反らさない為にそうなったのです。
その時代は集中力こそ最大の武器であり、またそれだけで十分でした。
|5感で男を選択する
男性は女性を性的に選ぶ際には視覚が主役で見た目が重視されます。
というより殆ど見た目の好みだけで相手を選びます。
しかし、女性は男性を選ぶにあたっては五感を総動員して結論をだします。
確かに女性は本質的にはイケ面が大好きですが、見た目だけでは選ぶことはありません。
勿論、お金、生活力が一番ですが、多方面にわたって男性の価値を分析します。
女性の男性判断は見かけだけではありません。
耳で聞く男性の話し方や声の質で男性のテストステロン濃度を判断します。
キスした時の匂いや味で免疫的な適正とテストステロン濃度を判断します。
五感をフルに使い男性の生存能力や養う力を判断し、
自己の子孫の免疫力も強化していくのです。
女性にとって優れた子供を持つことは将来的な自己の安全と生活保障に
大きく貢献します。
数百万年の間、圧倒的な弱者であった女性が取った自ら生き延び子孫を残すための戦略は
適格な情報収集能力と判断力です。
女性は自らの力で生き延びるのではなく、出来る限りリスクを回避して
能力あるパートナーや優れた遺伝子を選択することによって生存を図ってきたのです。
この戦略は生存競争上の非常に狡猾で有効な手段となったのですが、
女性には勿論その自覚はありません。
|女性の恐ろしさを知る
女性はマルチに活用できる脳を有し、男性に比べて5感の感覚能力が
圧倒的に高性能です。
我々、男性に比べてハイスペックな情報収集能力があるのです。
この力を甘く見て女性対応を誤ってしまうとひどい目にあわされます。
女性のこの恐るべき能力と狡猾さを認識して油断することなく接していくことが大切です。
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