女性は何時も悩みの種を抱えています。
というより何時も悩みの種を探しています。
女性は今の環境に問題がないと退屈します。
何故ならば話のネタがなくなるからです。
女の悩みと愚痴
女性はよく会話の中でに悩みの相談や周囲に対する不満や愚痴を言ってきます。
特に多いのは対人関係の問題で常に何かしらの悩みを持っているようです。
男性的な見方では「なんて女は詰まらない問題で悩むのか!!」と
毎回聞くたびに閉口することしばしばです。
そんな時に「だから女は阿呆だ!」などとあからさまな態度を取ったりしていませんか?
またなかには真剣な状況に陥っているような相談もあります。
その時はここぞとばかりに話を聞いて男性も一生懸命解決策を考えます。
そして最善の答えを与えて自分は相手の女性の味方だ、
僕は頼りになるという存在感を示すために懸命になります。
誰が間違っていてどうすべきかを論理的に女性に諭してあげます。
しかし、この真摯で真面目なあなたの回答は実は全く無駄なのです。
男性は古来よりの役割責務から何らかのトラブルが生じた場合は
適正な手段を講じて難を逃れ家族やメスを守ることに必死でした。
問題解決型に脳の思考は組み立てられています。
一方女性は男性とは違いトラブル処理の力を有していません。
弱いものどうし寄り添って問題解決がその痛みや難を
分かち合うことで難局を乗り切えうことが精一杯でした。
女子の脳は共感感情型の指向が強いのです。
従って悩んだ時は女性は解決よりは周囲からの同情を求めているのです。
女の相談の意味
大抵の場合、女性は真剣な答えを欲しがっていません。
女性にとってはそれを口にして話すことが目的であって
最善の解決策は求めていないのです。
女性はまだ我々が原始的な生活をおくっている時期、
女性同士や家族で男性のいない長い時間を仲良く過ごさなくてはなりませんでした。
そのコミュニケーションを図る上でお互いの会話が大切でした。
その為に会話のネタを常に見つける必要があり、
些細なことも話題にする、問題にする習性ができました。
だから女の話はつまらなくてくだらないのです。
女性も実は本気で悩んでいるように見えても真剣に解決しようなどとは
考えておらず、ほとんどの場合すぐに気分転換しています。
それは人に話すことによってです。
女性にとって大切なことはそれを話した相手の聞く姿勢、態度です。
それによって相手がどれだけ自分を大切にしているか思っているかを
判断しているのです。
女同士の会話を聞いていてみるとどんなに詰まらない話題でも
聞き手は常に真剣に聞いて反応してます。
しかし、なるほどと思わせるような返答はしていません。
大切なことは言葉のキャッチボールをしていることなのです。
女が男に求めていること
男性は女性の話を聞きません。
それは長いあいだの習性です。
これが女性にとって男性に対する一番の不満になっています。
オーガズムも与えてくれない、話は聞いてくれない、
女性にとって何の価値もない男になってしまいます。
女性が求めているのは聞いているその姿勢です。
自分に対してどれだけ興味を持ち、そして愛情を持っているか確認しているのです。
相談に対して論理的な明快な回答は女性にとってむしろ頭が混乱するだけです。
男性が相談に対して真剣にアンサーを説明をすればするほど女性にとって不満です。
なぜなら女性の話す時間を奪っているからです。
女性にとって大切なことは喋ってストレスを解消することと
相手がただ真剣に聞いてくれることだけです。
女性にとって論理的で饒舌なアンサーは迷惑なのです。
男性は女性の相談をついつい自らの明晰さと
問題解決能力をアピールするチャンスと頑張ってしまいますが、
そんな無駄はもうやめにしましょう。
女性の目を見てただ頷くだけで十分なのです。
女性にたっぷり喋らせてあげれば女性の心は晴れるのです。
私も長いあいだこの真理が理解できず、自分の答えを
ついつい熱くなって女性を諭し、説明してました。
ときには女性の間違いを真剣に指摘し、納得させようとしていました。
非常に大きなミスを犯していたことを反省しています。
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