恋愛の勝利へのコツは恋愛への順応にあります。
多くの恋愛を経験することで恐れと躊躇をなくすることが要になります。
女性に対する尊敬や憧れの念は
女性にとって格好の都合のいい奉仕者の出現になるだけです。
女性に振り回されることなく多くの恋多き男になることこそ
女性を惹きつけてやまない男性像になるのです。
|恋愛への恐れ
男性はいざ女性に惚れると恋愛においては非常に不器用であり、
小心な存在でもあります。
本気で恋をした時に恋患いの症状は如実に現出してきて、
男性はその先に一歩も進めなくなることがしばしばあります。
出来る限り心寄せる女性に嫌われないために、笑われないために
少しの失敗や間違いに対して過敏になってしまい
恋愛への恐れで体と心が固まってしまいます。
|恋することで弱気になる男性
自然は実に不条理な感性を人類の男性に授けてしまいました。
あらゆる生き物の中で最大とも言える性欲で
激しく女性を求める衝動を創出させながら、
その反面、恋愛感情という極めて精神的な重圧で
男性に大きな恐れと不安を感じさせます。
恋した男たちは如何なる剛健な者でさえ愛しい女性にたいして
従順な子羊でしかありません。
どんな強気の男性も恋することで弱い存在となってしまいます。
その愛を失いたくない、その女性との愛を成就させたと恋願います。
ただ単にその恋しい人との男女の交わり・セックスを望んでいるだけなのですが、
世界はまるで女性の愛を獲得するだけの為にあるように錯覚してしまいます。
|恋愛は常に複数形で行う
この小心で怖じけの心は全てその女性だけを
絶対視することから生じる現象です。
恋することの異常な歓喜と恐怖は1人の女性への偏愛から生まれるものなのです。
男性の恋愛における全ての敗北と不安はこの絶対なる愛に元凶があります。
この土壺に落ち込まないためにはこのメソッドの原則のように
ただ一人の女性のみに心を奪われることは強く回避しなくてはなりません。
複数の女性を同時に慈愛の心で愛することが必要です。
それによって恋愛による失敗や敗北への恐れは消滅して
あなたらしい輝くような恋愛とセックスが楽しめるはずです。
|恋は恋しないことで達せられるという真理
恋愛における失敗や間違いへの恐怖に怯えて硬直してはなりません。
その姿こそ女性たちが最大に嫌悪する男性の姿です。
笑顔と堂々とした意思表示でしか女性への思いは
成就することはありません。
矛盾するようですが、その女性を欲するならば
強く愛いしてはならないのです。
多くの女性のなかの一人として愛するべきなのです。
恋愛に怖気づいたオスの姿にメスたちは失望し、
自分の貴重な卵子を与えることは決してありません。
恐れを知らない勇気あるものにしかその権利は生じないのです。
その恐怖は全てその恋する女性を唯一とすることから生じる現象です。
多くの中の一つであるとすることで恐怖から解放されるこの原理を忘れないことです。
|源氏物語が語る恋愛
多くの女性を恋愛で思うがままにしている男たちは
この原則を自然の中で実行しています。
即ち
恋多きものが勝利する
の法則を実行しているのです。
この原理は恋愛の古典というべき源氏物語の主題になっています。
源氏物語は女性自らこの真理を語っています。
女性は心の奥底で恋多き男を求め、自らも恋多きことを願っています。
男たちよ、女に心寄せるも決して1人だけを
見つめ追いかけてはならないと言う恋の原則は古今東西の不変原則です。
女に情熱は注いでもただひとりに心奪われることに恋愛の勝利はないのです。
その女性に失恋しても次の女性を口説いていけば最後は必ず勝利します。
負けは忘れてしまえばいいだけなのです。
今恋愛に対して不安でその先に進めず足踏みしている人たちがいたならば伝えたいことは
恋愛における失敗や失恋への恐れの気持ちの克服することは簡単です。
その女性を他の女達と同じように愛すればいいだけなのです。