女の不倫と金欲・性欲との関係

女のイメージ

女性は生殖的戦略によって遺伝子上の多様性を求める為に、浮気行動の潜在意識を内存させていることを前回の記事で述べてきましたが、女性がパートナー以外の男性と性的な関係を結んでいく要因には、生殖的な本能に加え、個人的な生活上の欲求も絡んでいきます。端的に言ってしまえば、お金と快楽の為に、他の男性と性交渉を持つのです。生存上の欲望によって女性は不倫に走ります。

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経済的な代償

生物界では、メスがオスからの食べ物などの貢物によって、性的なサービスを提供する現象はよく見受けられます。人間界でも、経済的な支援と引き換えに、女性が男性にセックスで応えることは慣例になっています。むしろ、女性が無償のセックスを許すこと自体が極めてまれであり、恋人たちの間のセックスも将来的な女性の生存と生活の保証が担保になっています。

女性の求める愛の根本は男性の経済的な奉仕であり、献身を意味しています。この意識は、女性自身が明確に認識することはあまりありませんが、女性の心の奥底にはしっかり刷り込まれています。女性は、表向きは、職業的な売春行為を汚らわしい行為と強く否定しますが、経済的な援助でのセックスに対して肯定的に行動します。女達には2重の判断基準が働いています。経時的な支援を女達は、愛の代替として肯定的に捉えているのです。

これらの意識の二重構造の具体例は、出会いサイトやSNSなどでよく見受けることが出来ます。世の主婦たちは、「援助」「サポ」という言葉で、実態的には売春と同じ行為を肯定化しています。

女性は、既婚であっても経済的な利益を与える男性に対し、性的な要求に応じことがよく起こります。彼女たちの意識の中には、金銭で性的に要求に応じることに抵抗がないのが本質です。それを厳しく規定したのは、近世のキリスト教的な倫理感であって、本來の生存行動としては心理的な違和感はないのです。

女達には、経済的支援に対して身体で応える意識を内存させています。その意識は、我々がもっと下等動物であったころから既に生態的に組み込まれています。実際、チンパジーなどの類人猿のメスたちは、食料を与えるボス以外のオスにセックスで応える行動をよく取ることが確認されています。人類でも原始的な生活をおくる部族でも、女性は食料を与える男性に性の提供をよく行います。

従って、女性が、パトナー以外の男性から、食事の提供や宝石などのプレゼント、金銭の授与によってセックスで応えることは、生存上において不合理な行動ではなく、むしろ自然な行動と言えます。貞操観や倫理観が生まれたのは、ずっと後世であり、生存上の余裕から生まれるものなのです。

性欲・欲情

女性たちが、抑えがたい快楽への欲情によって姦淫を行うことも生じます。女性たちがそれをどうどうと表立って行うことは余りありません。男性とは違い、女性の性衝動は大きなリスクが伴うために、抑制的になるからです。

女性の性欲が盛んになるのは、10代後半もしくは40代前後になります。10代の性欲はホルモンの暴走ですが、20代には落ち着きます。そして35歳を過ぎると女性は肉体的にも成熟し、子育ても一段落し、更に性欲ホルモンのテストステロンが活性化していく時期になり、女の悦びに目覚めていきます。日々、子宮の奥底から性への渇望が湧き上がってきます。

セックスに目覚めた女性の快楽への欲求は深く、忘れ難い渇望となっていきますが、その頃、夫婦間の性的な情熱は冷え、男性も性的に衰える時期でもあり、40前後になる女性は欲求不満が日常化します。すると、男性ホルモンが優位になった40歳前後の女性は大胆な浮気行動を見せるようになります。

40歳前後の女性は既に、恋愛への期待や夢も消失し、現実的な思考となっています。言わば、欲望を満たすことを追求するだけのオス化した状態になっています。とは言っても、決して男性のように直情的な行動を取ることは殆どありません。自分のパトナーにバレないように慎重に行動していきます。

この頃の多くの主婦たちは、自分の夫を既に恋愛やセックスの対象として見ていません。生活上の必要なパートナーとしての存在であり、恋や性の欲求満たす対象ではなくなるのです。それは、男性も同じように感じています。ただ、離婚するまでの決断ができず、許される範囲で欲望を満たせればいいという行動を取っていきます。

性欲とお金が絡む浮気

女性の浮気動機に、性欲と金銭が要因となっていきますが、現代は、この両者が併存した不倫行動が多くなっています。まだ、ネットが普及し始めた時期は、女性の浮気動機は、欲求不満の解消が主な目的で、それこそ主婦のセフレに簡単に出会えることが多かったのですが、今や、女性たちも知恵がついてしまい、援助とセックスを同時に求める女性ばかりになってしまいました。

表現を変えるなら、以前はタダマン出来る女性で出会いサイトは溢れていましたが、今や何らか代償も求めてきます。これは二通りに解釈することが出来ます。

  • 単なる金銭目的
  • お金を言い訳にしている

不思議なことですが、女性は単なる肉体の欲望でセックスをすることに対して後ろめたい感情を持つようです。そこに何らかの代償が絡むことによって行きずりのセックスも正当化されるのです。女性がセックスに応じるには、男性のようにただ「やりたい!」では自分の中のプライドが納得しないようです。そこには必ず愛や貢物という言い訳が必要になるのです。男性の理屈っぽい思考には理解し難いのですが、女性にとっては大切なことは男性の気持ちであり誠意なのです。それは代償によって確認されるのです。

これまで散々述べてきたように、女性にとっての誠意や愛は、男の提供する経済であり奉仕です。男性の発想のように

愛だけでセックスする

というような考え方を持ち合わせていないのです。

現代社会の価値観は、資本や経済が一番であり、精神的な絆などは後方に追いやられた感があります。2~30年前までは、愛だけで女性はセックスに応じてくれましたが、今や幻想です。

多くの、主婦たちは実益と趣味を満たすために浮気すると証言します。彼女たちは金銭欲と性欲を同時に満たして楽しんでいます。40代の主婦たちはもはや小娘ではなく、浮気行動に対しては抵抗感はあまり無いのです。ただし、その浮気を自分の中で正当化するためには、何らかの見返りが必要になるだけなのです。逆を言えば、嬉しいような悲しい話ですが、男性側が主婦に浮気を持ちかけるには、面倒な愛のアプローチよりも見返りを提供すればいいことにもなります。

女性にとっては、快楽と金銭を与えてくれる男性は最良のお相手です。

彼女たちとプロとの違いは、セックスを充分に楽しむかどうかだけかもしれません。

ただし、年齢を重ねても心は少女のままの女性も少なくなく存在してます。この女性たちは欲しいのは本物のロマンスです。そこを見誤るとまるで相手にされないという結果に陥ります。

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