人は何度も簡単な簡単な接触を繰り返すと相手に好意を抱くようになることは
単純接触の心理効果で記述しました。
実際、結婚に至る男女は、
日常的に職場などで50m以内で頻繁に接触しているケースが多いことが知られています。
所謂,職場結婚です。
もう一つの興味深い研究があります。
接触の頻度ではなくお互いの居住の距離での調査です。
これによれば近くに住む男女同士の結婚の確率は高いとなっています。
居住近接の心理効果と言われています。
近くに住めば単純接触が増えるから当然と言えば当然ですが、
ここから思い切った恋愛戦略が導き出されます。
|アメリカの調査と日本の調査結果
アメリカでは婚約が破棄になるケースは頻繁にあるようで、
その場合の男女の近接性における興味深い調査結果があります。
即ち、婚約したカップルは距離が近ければ近いほど結婚する確率が高まり、
離れて暮らしているカップルほど婚約破棄になるケースが多いとのことです。
また日本の厚生省の調査では以下のようです。
大都市の夫婦の調査では結婚前のお互いの居住地は
同じ区か町が25%、同じ市か同じ郡が65%ということでした。
日本でも近くに住んでいる男女が結婚する確率が非常に高く、
殆どそうであることになります。
これらは近接性の効果によるものです。
近くにいる人に対して親しみを持ち易いという事です。
学校が同じだったり、家が近いことは、自然と話す機会が増えたりしますので、
単純接触効果も手伝って結婚に至るようです。
従って近接性の効果は以下のように恋愛に応用することがことができます。
- 狙った女の近くに住んでゲットする戦略
- 遠くに引っ越して女と別れる戦略
|狙った女の近くに住む
好きでどうしようもない女性をゲットするためには
手っ取り早く近くに住むことが一番です。
住所を上手く調査して同じ電車の沿線の同じ駅や近くの町に引っ越しましょう。
余り住所が隣接過ぎると女性に気持ち悪く思われるので、
同じ駅でも線路の反対側か隣の駅のほうがいいでしょう。
女性がそこに住んでいたことは知らなかった風に振る舞ってください。
本当!!偶然だねえ~
と驚きましょう。
後は焦らず、じっくり攻めましょう。
最近はストーカー事件も多いので以前と違って女性も警戒します。
あくまでも帰宅時や時や飲み会の帰りなどで帰る方向が一緒ということで
自然に、まずはお茶などに誘いましょう。
以前こんことがありました。
同じ会社の同僚男性が好きだった同じ会社の女子社員と朝、偶然を装い、
ばったり遭遇していたのですが、
家が同じ方向でもないので女性もその不自然さに気づき上司に訴えられたことがありました。
この作戦はあくまでも自然に振る舞うことが大切です。
近くに住めばチャンスは必ずやってきます。
一度仲良く成れば後は近接性の心理効果で二人の気持ちはどんどん接近していくはずです。
上手く行かなかった場合はすっきり諦めて別の女性を見つけて引っ越しするだけです。
ただし、恋のチャンスを作る為とはいえ、引っ越しはかなりお金がかかります。
この作戦は、その費用に見合うだけのとびっきりのいい女か、
かなりの自分好みの女に限定してください。
|別れたかったら遠くに引っ越す
この近接性の心理効果は逆も真であることが報告されています。
つまり、婚約者同士の距離が遠くであればあるほど次第に気持ちも遠くなっていき
破局に至るそうです。
会うための労力とコストでお互い疲れるのです。
最初はお互いは頑張って何とか距離の障害を乗り越えようとしますが、
1年2年すると次第に会う回数も減っていき、お互い新しい恋を見つけます。
別れたい女がいたらこれを応用してください。
女には
別れよう!
と、まともに言えば狂うだけです。
別れの言葉を口にすることなく
遠くに引っ越してしまえば時間とともに気持ちも遠くなっていきます。
もし、別れたい女性が直ぐそばや一緒に住んでいたら
まずは少し離れたところに越してみてください。
理由は適当に考えてください。
仕事の都合とか屋の都合とか、一人で静かにやる仕事が出来たとか
何か考えましょう。
電話もメールもあるし、直ぐそばにいると一緒!
と言って出来るだけ電話もメールもしないようにしていきます。
顔を合わす頻度が減れば女性の気持ちも次第に冷めていきます。
注意することはいきなりキッパリ接触を避けては女性が泣き狂います。
少しづつ、距離を置いていきましょう。
若し会社に転勤が希望できるならばそれも利用してください。
出来る限り遠いほうが効果的です。
それが海外であれば最高です。