恋愛の終着駅は結婚ではありません。
恋愛の目的は生殖行為にいたること、つまりセックスすることにあります。
大人の恋愛には目的などないのです。
そのプロセスや感情の機微を味わうことこそが大人の恋愛の正しい勤め方です。
|恋愛とはプロセスの享楽である
複数の女性との恋愛関係を楽しむためには
決して最終的な結論を求めたり、求められないことが大切です。
相手の女性の全てを求めて独占欲に駆られたり、
一人の女性にあなた自身が支配されるような事態は悲劇を招くことになります。
あなたが相手の女性の全てを所有したいという欲求を抱くことは
あなた自身も拘束されることと同じことを意味します。
恋愛は心や体が躍動している状態にこそ大きな喜びが生まれます。
何かを決めつけようと試みたときにその醍醐味は消え失せてしまいます。
恋愛の快感の根源はお互いの個性や精神、肉体を楽しみ合うことにあります。
刻々と変わりゆくその流れゆくプロセスを楽しむことから歓喜は生じてきます。
それは所有することでもなく拘束することでもありません。
ある状態に固定することは恋愛の本質そのものを否定することです。
常に変幻自在に変わりゆくケオスこそ恋愛の生命そのもです。
恋愛には秩序はむしろ冷却材のような作用となるでしょう。
|恋愛には終着はないのです
恋愛は本来は生殖・子育てを目的とした一つのプロセスなのですが、
人類はいつか恋愛・セックスを一つの娯楽としても成立させてしまいました。
このエンターテイメイントとしての恋愛事態だけを充分堪能するためには
恋愛自体がプロセスそのもである必要があります。
ある終着点をもったときに恋愛は義務となり勤めに変わって行きます。
それが婚姻と形態になるのです。
男性にとっては指輪を交換したその瞬間にその恋愛は終了します。
残る人生は扶養と養育の時間となって行きます。
男性においてはその義務を随行するためには
常に婚外の恋愛プロセスを維持して
人生のエネルギーを補給していくことが有効な手段のひとつになってゆきます。
婚外恋愛は複数形で維持されることと
恋愛の感情プロセス、セックスプロセスを楽しみぬくことは
大きなパワーをあなたに与えてくれるでしょう。
純粋な喜びのための恋愛には目的地はありません。
恋愛は旅や趣味などと同じなのです。
|恋愛にはお互いが自由であることが必要
その旅する経過を楽しみ、その世界や雰囲気の中に存在すること自体を楽しむのです。
マラソンやサッカーの試合のようにはっきりしたゴールがあるわけではないのです。
それは規則や目標でお互いを縛ってならないということを意味しています。
常にお互いが自由でお互いが楽しめることが求められることなのです。
相手の女性には決して執着せずに時には全てを許して解き放つことも
時には必要になってくることかもしれません。
またその場を一時離れてもまた時間とともにお互いが心地よくなることも
よくあることです。
決してお互いが作った情愛の磁場は決定的な破壊しないようにしてください。
(参照:さよならは決して言わない)
恋愛はお互いの個性や心模様、感情そして肉体の躍動のプロセスを受け止める行為です。
恋愛の共鳴を最大にするためにはお互いが自由であること、
忘れないでください。
男性はいくつもの恋愛パターンを楽しむことで自らの中にあるエネルギー振動の
大きな増幅が可能となって行きます。
恋愛はプロセスを楽しむ。
結果は気にしない。