女性に好印象を与えて好意を抱かせるには
ダラダラデートは余り効果ないようです。
長い間時間を過ごせば相手の気持ちも次第にこちらに向いてくることはないようです。
むしろ強い印象と最後の気持ちの良い別れかたが恋愛のコツであるのです。
ピークとエンドが大切と言う理論です。
|人間の快感と苦痛の記憶
ある臨床医の実験では
人間は自分が感じた苦痛や快感への記憶は
その強さの最高時の度合いと最後の印象によってきまる
と言われています。
つまり与えられた痛さや気持ちよさへの残っている嫌悪感や好感度は
その苦痛や快感の長さや総量などには余り影響されることないというのです。
実験では被験者が感じる印象はどんなに長く苦痛でいやな時間が続いても
最後に影響するのはその終わり方であり、ピーク時の強さだと言います。
苦痛ではどんに短時間でも痛みが最高時に近い状態で終わると強烈な嫌悪感が残り、
同じ程度の強さの苦痛を長時間与えても最後にソフトランデイングで
終わるとその苦痛の印象は薄れると感じるのだそうです。
どうやら人間の感覚への記憶はその総量を図っているわけではなく、
影響しているのはその強さと終わり方のようです。
|恋愛におけるピークエンドの法則
これは恋愛の感情や人間関係の感覚にもどうやら当てはまるようです。
先に説明したゼイガルニク効果とよく似た現象です。
ゼイガルニック効果とは人間はいい事や悪いことでも突然中断したことがらは
非常によくその最後の感覚を覚えていて強烈な印象に残るというものでした。
このピークエンドの法則も人間心理における感覚の曖昧さを語る一つです。
|恋愛では気持ちのいい別れ方をする
これから恋愛に関する注意点を考えてみますと、
意中の人に自分のいい印象を持ってもらうためには
強いいい印象と最後の別れ際が大切ということになります。
ゼイガルニック効果はまさにこの法則を応用している戦略です。
デートの際は強い印象的な場面や会話が大切になってきます。
そしてそのエンデイングには工夫を凝らすことです。
ダラダラした単調なデートよりも切れのいいデートの流れを心がけましょう。
単に長く過ごすことでは相手にいい記憶を残せません。
|喧嘩しても最後は笑顔
またこの法則はどんなに険悪な雰囲気のデートになってしまっても
最後をしっかり気分良くすれば女性の悪い印象も和らぐことを意味します。
時として誤解や気持ちのすれ違いで感情的な衝突が起きることがありますが、
決してそのままバイバイすることはやめた方がいいのです。
冷静になってなってなんとか仲良く笑顔で別れることに努力しましょう。
あなたがどんなに頭にきていても男性側からゴメンと言うことが大切です。
それが男としての懐の深さになります。
勿論、その女性と別れたいときはこれを応用して
業と相手を感情的に不愉快状態にして
相手の女性が気分の悪いままにサヨナラする方がいいでしょう。