全ての生き物は出来る限り自分の遺伝子を残すように行動する。
この心理は男と女の恋愛における根源です。
|男と女のセクシュアリテイーの認識
男性と女性では明らかに恋愛観が違いますし、セクシュアリテイー(性的行動)も
大きな差異が見られます。
それは男性も女性も実際に恋愛やセックスにおける実感として誰しも否定できない事実です。
男女平等が叫ばれているなかセクシュアリテイーにおいては両者が同じであるはずなく、
むしろさらなる男女間の違いを明確に認識し我々男性は対処していかなくてはなりません。
そこには男性側からの一方的な性行動をとるのではなく、
むしろお互いが違った性衝動をもち、
それが進化の過程で如何に違ってきたかを認識し合うことです。
決してお互いが平等意識が大切だなどとの不毛な主張することなく、
お互いの差異に適応した恋愛活動を行うことが重要です。
お互いの喜びを引き出すことを最大の目的とすべきなのです。
それが男の重要な役割と考えます。
お互いの差異の認識をもったうえで恋愛行動をとることが
長期的な恋愛の勝利者になるはずです。
|恋愛観の違いによる悲劇は繰り返された
有史以来、この差異を余りに知らないがうえでの悲劇は
これまで幾度となく繰り返されてきました。
男女間の恋愛上のもつれや痴情事件はこの認識の不足から引き起こされるもです。
お互いが同じであると思うこと自体、相手に自分と同じ感情や行動を要求すること自体が
そもそも間違いであると言えます。
男と女は求めること欲求することがそもそも根本的に違います。
恋愛観、セックス観はむしろすれ違い状態なのです。
そもそも男は
セックスがあるから愛がある
と考えます。
女性は
愛があるからセックスがある
と考えます。
これは似ているようで全く異なるものを意味しています。
現代は女性の自我意識向上とともに女性も恋愛観、
セックス観を大きく主張することになり、
その認識の格差はますます買拡大しています。
これは経済的な裕福さ、即ち飢餓への恐怖を脱出した人類の宿命となっています。
|恋愛の本質はSEXである
ここで我々がすべきことはそもそも人も生き物の一種であり
その繁栄の土台は同じく生殖にあります。
人類はもっともセックスを進化させたゆえに現在の繁栄があります。
恋愛はセックスと言う土台の上に成り立っているものでしかありません。
歌の中やドラマのテーマの「愛こそすべて」などと言うことは決してなく、
愛とセックスが一体となって初めて意味をなすものなのです。
恋愛を今一度、その生殖上での成り立ち、役割を見つめなおすことで
恋愛感情そのものが理解でき、女性の感情や行動が納得でき、推測できるものとなります。
男女の恋愛観とセックス観の格差をまずは具体的に認識してください。
なんとなく違うでは何の報償をあなたに与えることはありません。
お互いがもとめるセックスがかくも違うことを知ることが
男女の恋愛の悲劇を食い止める大きな手段となります。
NEXT:人類の古の男女関係