女性の性衝動は性ホルモンによって大きく影響されます。
10代後半は性欲が先行し、やがて20代~30代は恋愛とセックスは一体化し、
40代は再度性欲が先行します。
女性として生殖ピーク時はセックスと恋愛・婚姻は連動し、
その時期を外れるともはや婚姻関係は必要としないからでしょうか?
この変動は覚えておくことが大切です。
|恋愛とセックスの連同する女たち
男たちは恋愛・愛情とセックスは別のものであると考え、
片方だけでも大いに成立します。
しかし、女たちは恋愛とセックスは一体のものと考え、
それは切っても切り離せないものと信じています。
その構造はこうです。
男たちは愛情がなくてもビジュアル的に好みであればそれが愛になり興奮を呼び
ペニスは勃起しますが、
女たちは大脳皮質が男の検証を終えて合格を与えてから始めて脳に愛が芽生え、
性的な要求が起きてきます。
女性たちは恋愛とセックスが連動するのが基本的な生態です。
|女性たちの生殖上の防衛反応
それは自らの身を守るために生じた本能です。
1万年前に始まった農耕による争いの社会が発生してから
女たちが身につけていった防衛本能です。
安心と安全を与えるものにしか性的な興奮が起きない仕組みに自ら変えていったと考えられます。
というよりはもともと類人として生きていた時代からあった
オスに対する庇護の要求の仕組みを更に強化していったのが妥当な解釈かもしれません。
それが女性たちの恋愛感情の発生の仕組みです。
|焦る男たち
女性には男性のような古い本能的な脳による条件反射的な愛は生まれません。
男性は性欲イコール愛と勘違いし、射精とともに冷めていきます。
女性は男性の評価を新しい理性的な脳がしっかり下した後に愛情が目覚めて
性的な要求が発生してきます。
この時差が男たちには耐えられないのです。
女性からなかなか出てこないセックスの許可に男性はじれったくイラついてきます。
この段階で募る思いに耐えかねた男性は早急な応えを女性に求めてしまいます。
|女は焦らず攻める
女性は男性の忍耐力もしっかりチェックの項目として意識していますから
その段階で不合格の判断を下すことが多くなってしまいます。
男性のみなさん、女性には焦ってセックスを迫ることは自滅の最大の原因となっています。
早期の仕掛けは大切ですが相手の女性に心に余裕がないと
見抜かれることは致命的な敗北失恋の結果を招きます。
性欲を露骨に見せることは女性はただやれればいいだけの男と判断します。
相手には決して女性の体だけが目的と思わせてはいけません。
相手の人柄や性格に惚れたということは必ず強調することです。
|女が性欲に走る時期
女性たちの男性の愛情をじっくり見極める行動は基本的な生態ですが、例外の時もあります。
テストステロン優勢の少女たちとおばさんたちの性衝動です。
この時期には性欲が恋愛感情より優先することがよくおこります。
|少女たちの性衝動
思春期の少女たちのなかには一気に分泌された女性ホルモンのエストロゲンと男性ホルモンの
テストステロンのバランスがとれなくなることがあります。
エストロゲンは男性を求め誘うホルモンでもあり、またテストステロンは性欲ホルモンとして
活動します。
性ホルモンの暴走が起こりこの時期少女たちはオナニーにふけったり、
相手かまわずセックスに応じることがあります。
女性の男性ホルモンのピークは10代後半から20代前半にあります。
やがてその性衝動も治まって後に何であんなにセックスしたかったのかわからないと
感想を述べたりもしています。
男性の思春期性欲と同じような現象です。
しかし、恋愛に対する夢は冷めておらず性ホルモンのバランスが整い
これから本来の女性の恋愛と性行動を取るようになってきます。
|おばさんたちの性衝動
更年期を迎えた40代前後の女性でも強い性欲に襲われてセックスを貪る行動が見られます。
女性は更年期を迎えるとエストロゲンの分泌が一気に低下します。
すると相対的に一定を維持しているテストステロンの作用が強まり激しい性欲が湧いてくるのです。
すでに男性は奥さんとのセックスに見向きもしなくなっていますので
不倫や一夜限りの愛に走ることになります。
更年期のこの時期を過ぎるとやがて女性の性欲も治まってきますが、
それから性に目覚めてしまう女性も多くいます。
すでに愛に対する夢も覚めて体の喜びを満たすことが優先していますので
男性にとっては愛だとか何だとかのめんどくさいものはなく
浮気相手としてはありがたい状態と言えますが、
中には辛いお勤めの日々を送る旦那さんも多くいます。
ご愁傷様です。
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