献身的な愛は恋愛の本来の姿と言うべきかも知れませんが、
男性の独占的で独善愛とは相反するものになります。
しかし、男性は女性には献身的な愛を求めます。
その中に母親の姿を見るのかもしれません。
母親こそ男が求める理想的な女性像と言えます。
|見返りを求めない愛
タイプの人は自らの欲望や利益に優先して
愛する人のために献身的につくし、
アガぺな愛・愛他的な愛とも言われます。
キリスト教的な奉仕愛です。
男性にとってはこのような女性は理想的であり、
母親の愛につながり、ある意味では現在の奥さんなどに
求めている形であるといえるでしょう。
少ない生活費でセックスもなしで
子供とあなたに一生懸命奉仕する女性の姿です。
|西洋には存在しない愛のタイプ
この6つの恋愛タイプを唱えたカナダのジョン・アラン・リ-はいいます。
調査の結果はこのタイプはほとんど存在してないと。
出会うことはまずないそうです。
しかし、それは多分、カナダの白人中心の価値観の人たちで
あるからではないでしょうか?
おまけにキリスト教の国でこのような結果は皮肉です。
東洋にはこの見返りを求めない愛の姿は
古来より実在しています。
東洋的な生けとし生けるものに対する慈愛の精神は
正にこの愛の形のひとつの表出です。
観音様のような慈しみに満ちた心のありがたい女性は
東洋や日本では様々物語や小説のテーマとなっています。
|男性の博愛的恋愛タイプ
本来は男性の献身的な極めて生息数は限られているはずです。
男性ホルモンのテストステロンは快楽の追求者であり、
独占愛の現況です。
自己犠牲的愛は50代までの男性ではほとんど存在せず、
年とともにテストステロン濃度も低下して、
性に対する欲望が喪失した思いやりに満ちた心に転化すると
考えられます。
女性を慈しみと思いやりで全てを受け入れてあげる心です。
決してその女性の肉体の報酬は求めません。
ある意味では後述するマニアックな恋愛タイプや
友愛的な恋愛タイプの変種かもしれません。
若くしてこの愛に満ちている人は
テストステロン作用は低く、オキシトシンもしくはバソプレシンが
活発に働いていると考えられます。
ほとんどの壮年の男性は愛と性欲の狭間で喘いでいます。
|女性の博愛的な愛のタイプ
|本来の日本の女性像
日本の女性で男性に尽くし続ける人は時々見かけます。
母性本能に満ち、慈愛で男を愛し続けます。
この女性たちはオキシトシンやプロラクチンの活性がしっかり強化されてる
母性愛に満ちた人たちです。
しかし、平成に入って西洋的なマネー主義の台頭とともにその数は
お金が主役の社会に変化し激減したことは事実です。
日本には元来、儒教の影響で女性は家族や男性に
奉仕する存在として位置づけられてきました。
その影響は現在も多分居残っています。
地方では未だに歴然としてその思想は残っています。
特に九州地区にはいまだに多く見かけられます。
その中でも鹿児島の女性は男を立てる筆頭です。
|尽くすタイプの女??
最近の女性で
私は尽くすタイプ
と自らを評価する人によく出くわします。
しかし、その女性たちは本当に尽くす意味をよくわかっていません。
しばらくはじっと耐えて男性に従っていますが、
すぐに見返りがないと男を切って女の本性を表してきます。
このバカな女たちは少しの我慢で尽くしていると思い込んでいます。
結局自分が可愛いだけの女たちです。
|貢ぐ女
何度も懲りずに男が変わっても貢ぎ続ける女たちが存在します。
自分でもわかっていてもどうしようもない、いわゆる病気です。
常に男が離れたら一人になるという不安感に苛まれることと
男性に貢ぐことで脳内に大量のドーパミンが分泌されて
快感を得るという一種の中毒症状です。
コカインなどの薬物と一緒で止められないのです。
幼児期の体験や遺伝的なことが指摘されていますが、
このような女性は救ってあげなくてはなりません。
女性に病的に貢ぐ男性も同じ現象です。
治療が必要なようです。
|M女の奉仕
女性は本来愛するものや家族に奉仕する根本的な本能をもっています。
M女の中にこのご奉仕することに快感覚えるタイプもいます。
それによって脳内にドーパミンの快楽回路が活性化することで
報酬を得ているのですが、
その意味では快楽の見返りを求める待ちの姿勢は
厳密な博愛的な愛とは違うのかもしれません。
しかし、ご主人様に一生懸命奉仕するその崇高な精神は
愛他の精神に満ちていて男性にとっては大きな喜びです。
これらの博愛的な母性愛に満ちた女性は観音様として
我々男性は崇めています。
人生では何度か出会うことがあります。
決して粗末な扱いで対応することなく
大切に愛おしんであげてください。
|現代の若者
さてここまで献身愛を記述してきたのですが、
悲しい現実を知ることになりました。
最近の大学生の男女に対する調査では
献身的な恋愛傾向は女性よりはむしろ男性に多いと報告されています。
献身的に尽くす女は現代社会では絶滅しつつあるのかもしれません。
ただし、調査が若い女性と男性であることでこの結果も当然とも言えます。
若い女性は性的な商品価値も高く、逆に若い男性は性欲ばかりつよいだけで
極めて未成熟で価値は低くなるのはからです。
魅力的な肉体でやりたがる若い男性に尽くさせる行動に出るからでしょう。
やがて若さを失っていくことで女達にも尽くす必要が出てくるのかもしれません。