恋は盲目
とも
恋につける薬はない
昔から言われています。
人に恋することは狂うことです。
快楽でもあり苦痛でもあるのが恋の魔法です。
実に不合理な人間行動ですが、
恋にいくつ狂ったかがその人の人生の充実を表します。
恋には時間とお金と知恵とそして心の余裕が必要だからです。
|恋愛は自分が馬鹿に見える
女性を好きになった時に何故か不思議に男性は自分の今の姿を気にします。
外見も内面も同じように気にしだします。
それまでまるで人の意見や自分の見方など意にも解さなかった人が
急にナイーブな女学生のようになってしまいます。
一体自分はどう見えているのだろうか?
この前言った言葉は可笑しくなかったか?
自分の狂おしいほどに女性を恋慕する姿が滑稽に見え、
馬鹿のように映ってしいまいます。
恋の魔力です。
日頃はどんなに大胆な人も
決してそのまま思いを寄せる相手に突進することはありません。
全ての屈強な男たちを小心者に豹変させてしまいます。
何故、人は恋すると思いを寄せる相手に直線的に
向かわせないのでしょうか?
生殖上の優位性においてはこの恋愛におけるブレーキは
大きな弊害にならなかったのでしょうか?
|オキシトシンの作用??
人は恋することで普段にないようなくらいに異常に
自分の相手からの印象を気にしだします。
行動や言葉が変でなかったか、滑稽でなかったか、もうまるでノイローゼです。
その性淘汰上の要因は明確にはなっていませんが、
どうやらオキシトシンが絡んでいるとの研究結果があります。
オキシトシンは愛情ホルモン、オーガズムホルモン、絆ホルモンとも言われ
恋愛やセックスにおける男女の幸福感を高める作用のあるホルモンです。
それが恋愛における不安感も演出しているのです。
恋愛には惚れ薬と言われるPEA(フェニルエチルアミン)も大きく絡み、
恋のトキメキや心の揺らめきを増幅していますが、
これらの物質が何らかの目的を持たされて絡んでいると推測されますが
恋の不安感を克服したものにのみが勝利するという
自然の与えるメッセージとも言えるのかも知れません。
|恋愛は性欲の狂気
確かに恋した人々は自信を失い、自分がまるで見当違いの大きな間違いを
しているような焦燥感に襲われます。
そうまるで馬鹿のような行動を取っていると思えてならないのです。
しかし、実際はその通りなのです。
人を好きになることは、女性に強い恋心を抱くことは
本当に馬鹿になっていることなのです。
恋することはもうすでに狂っているのです。
|恋は狂気だが正常現象
恋の時期にはあらゆる生き物が狂います。
それが自然の摂理です。
そうでなければ生き物は子孫を残すことが出来ません。
女性を好きになると言う現象は性欲の強烈な表出でしかありません。
特定の女性に普通ではない異常な欲望を抱くことです。
狂っていることは確かです。
しかし、その狂気は全て人間に起こる生理現象であり、
むしろ起こらないほうが異常なのです。
周囲の人や相手の女性はむしろその異常さは十分承知しています。
堂々とその以上になった状態を相手に示して、自分の気持ちを表明しましょう。
そして拒否されたらまた別の女性を好きになればいいだけです。
|女性は恋に夢中になってほしい
女性は不思議です。
男性が馬鹿になったように求愛する姿には
多くは心揺さぶられます。
むしろ自分に狂ったように夢中になってほしいのです。
賢く何も行動を起こさない男性には決して心を寄せることはありません。
敢えて馬鹿になることも一つの恋愛戦略です。
|恋の病気はセックスで治ります
男が恋に夢中で馬鹿に見えても周囲や相手は
それほど気にはしていません。
みんな馬鹿になったことがあるからです。
簡単には治らないものと諦め半分でいます。
恋煩いにつける薬はただ一つです。
その女性との飽きるほどのセックスです。
数年でその病気は完治します。
馬鹿のような恋愛でも女はその女性だけではないこと、
女は星の数ほどいることを念頭に行動すれば
本当の馬鹿にはなりません。
馬鹿になることも楽しむような気持ちの余裕を持てください。
そんな人が確実に女性の心を掴みます。