女性の鏡とも言うべき慈愛と性愛に満ちるのが
オキシトシンが豊かな女性です。
絆ホルモン、愛情ホルモン、母性ホルモンとも言われるオキシトシンは
我々男子の無邪気で我儘な性癖も大きな愛で受け入れてくれる
マリア様、観音様のような女性を作りだしてくれるのです。
|慈愛に満ちるオキシトシン型女性
オキシトシンの活性の高い女性は慈愛に満ちた優しき女性たちです。
オキシトシンの活性は恋愛・結婚・出産のサイクルの中で
次第に高められてゆき母性愛に満ちた女性が形成されてゆきます。
そして、生まれ持ってこのオキシトシン活性が高く慈愛に満ちた女性達が存在し、
我々男性たちを温かな安らぎで癒してくれる存在があります。
その女性たちは本来はエストロゲン系の女子として
捉えるべきかもしれませんが、
その女性たちは我々男性には特別な存在となっていますので、
特にここで考えてみたいと思います。
|母性愛の源泉オキシトシン
オキシトシンは脳の下垂体後葉から分泌されるホルモン(ペプチドホルモン)で
心に大きく作用し人間同士の深い愛情と信頼する
気持ちを強めていきます。
オキシトシンは愛情ホルモンともいわれ、
人間同士の触れ合いや会話、恋人同士の抱擁やキス、セックスによるオーガズムで
その分泌を高めてお互いの絆を深めることに働きます。
女性は出産によって大量に分泌されて乳腺を刺激して
母乳を活発に分泌させていきます。
乳腺刺激ホルモンでもあります。
更に母親の心に作用して赤ちゃんへの母性愛を強めていきます。
オキシトシンはプロラクチンとともに母性本能の
源泉ホルモンとも言われています。
|幸せと慈愛のホルモンオキシトシン
オキシトシンは哺乳類だけが持っているホルモンです。
自ら作用して心が癒され幸せな気分になるという効果があります。
オキシトシンはエストロゲンから合成されますが、
エストロゲン活性の強い女性はオキシトシン分泌も盛んです。
男性もオキシトシンは女性の7割ほど分泌されています。
女性は恋と出産、子育てを繰り返すたびにオキシトシン活性を強め、
心は穏やかな慈愛に満ちたものとなっていきます。
更に自己犠牲の精神も高めて愛する者のために
如何なる不安や恐怖にも立ち向かう強い心を作ります。
オキシトシンはセロトニン神経にも影響して、
セロトニンシステムを活性化し精神の癒しと安定化を図ってくれます。
オキシトシンもセロトニンも幸福感を演出する平安のホルモンです。
お母さんたちの大きな抱擁力や深い愛情は子供だけではなく
次第に周囲も大きく包み込んでくれます。
|オキシトシン系の女性の癒し
生まれながらにして母親になる以前からオキシトシン神経系が強く働き、
まるでマリア様や観音様のように慈愛に満ちた女性がいます。
その女性たちはエストロゲンシステムも強いために
女性らしい柔らかな気持ちと体でどのような男たちも受け入れて
癒してくれます。
どのような無理な要求も受け入れてくれます。
オキシトシン系の女性は相手の男性の喜びと満足を優先します。
|オキシトシンはアゲマン??
この女性たちは豊かな共感力、信頼心、慈愛の心を強く持ち、
常に男たちを支えてくれます。
心は安定して多少のことに動揺するようなことはなく
どっしりと構えて男を励ましてくれます。
ビッグマザーです。
そしてアゲマン女とも言われています。
この女性たちに支えられて社会的な成功を収めた男たちは数々います。
その立場は決して正妻ではないケースが多いのですが、
彼女たちは決して自らの立場は主張しません。
彼女たちは男を育てることに喜びを見出します。
男性よりもかなり年上であることも良くあります。
|オキシトシンタイプの恋愛
どのようなタイプの男性も受け入れて深い愛情を示してくれます。
決して見捨てることはありません。
母性愛は逆に弱いものや彷徨うものに救いを与えます。
エストロゲン神経の活性がもともと強いために性的にも女性度はかなり強く、
おまけにセロトニンも活性化されてかなり気持ちは安定しています。
恋愛感情で激しく揺れ動くことはあまりありません。
この女性たちの愛は恋愛ではなく慈愛の境地に達しています。
|オキシトシン系女性のセックス
性的にはエストロゲンとオキシトシンの影響を強く受けるために
高いレベルのセックスパフォーマンスを示します。
肉体も女性として完成して官能的で、性感の感度も高く
持って生まれたオーガズム体質でなんども絶頂を迎えることができて
男性を歓喜させます。
オキシトシンはオーガズムを誘導するホルモンでもあるのです。
性的な欲望で衝動的な行動をとることも少ないのですが
一旦その心と体に火がつけば激しい情念の炎を燃やします。
男性が女性を抱くというよりは男性が女性に
抱かれ包まれる感覚になるはずです。
女性の深い情愛と慈愛に包まれるひと時は至福の何もにも
代えがたい瞬間です。
このタイプの女性との出会いは出来る限り大切にすることです。
(参照:博愛的恋愛タイプ)