さて50代の男性ホルモンであるテストステロン値は
20歳前後のピーク時に対して半減します。
年も50代で男性ホルモンも50台です。
つまり生殖能力が半減したと言うことを意味しています。
これは平均的な男性での話ですから、
70%台を維持してバリバリに女性を泣かせている男性もいれば
2~30%台になってしまいまるで不能になってしまった人もいるでしょう。
|50代のセックス回数
ある調査によりますと日本人50代男性の一か月のセックス回数は1.6回だそうです。
20代の男性の回数が月間4.4回平均ということですので
やはりテストステロンの半減の影響通りの数値です。
と言うよりはもっと反減の影響を受けているのかもしれません。
その同じ50代でも妻以外の愛人がいる男性になると
平均回数は4回以上に跳ね上がります。
恐るべき愛人効果です。
50代でも他の浮気相手がいることで回数は20代並みに戻ります。
これはクーリッジ効果と言われる現象です。
オスは相手が変わればまた幾らでもセックスが出来ると言う定説です。
不倫相手の存在はテストステロンを確実に上昇させているのです。
|50代のセックスレス
調査ではセックスレスについてもアンケートしています。
自分が今セックスレスであるかという質問に対して50代の男性の約60%が
セックスレスと答えています。
50代は男性ホルモンが50%になることから考えると
セックスレス60%はほぼそれに則しているのかもしれません。
何故セックスレスになったのか理由については
- 年齢的に卒業
- 面倒
- 性欲がない
- 仕事で疲れている
- オナニーの方がいい
の順になっています。
1~4位の理由は根本的に年齢によるものであり、
テストステロンの減少にその根本的な要因があるものと考えらます。
|極端化する50代のセックスライフ
これらのデータから推測されることは
50代の男性は意欲的積極的に恋愛・セックスを楽しんでいる人と
既に自分の中の男性機能を放棄している人に極端に分かれているということです。
月間1.7回のセックス回数は一部の人が平均値をあげて頑張っている数字です。
多くの男性はセックスを放棄しているかそれに近いことを物語ります。
あったとしても年に数回レベルであり、
実際にこの年代の男性や知り合った人妻からから聞く話と一致します。
仕事関係でも愛人を作って日々励んでいる50代もいますが少数派で、
多くはもうセックスはいいと言う人が殆どです。
「愛人でも作ったらどうですか」
と投げかけても
「女は面倒くさい」
と返ってきます。
|50代男性の勃起不全(ED)
もう一つの調査結果があります。
セックスレスの男性に対して「もっとセックスをしたいか?」
の質問に70%近くの人が「YES」と答えています。
男性はエッチはしてないけど気持ちとしてはまだ女が欲しいと言うことです。
しかし、もうセックスに自信がない、したいけど出来ない
というのが本音のところです。
50代の男性にとって50%台に落ち込んだ男性ホルモンは
恐ろしい結果を招いてゆきます。
多くの場面でペニスは自分の意のままにならないのです。
テストステロンの不足は様々な障害を招きます。
- 勃起不全
- 中折れ
- 半立ち射精
- 早漏
など50代の人生を生き抜いてきた男たちの誇りは砕け散ってゆきます。
50%のテストステロンは5割の確率でこれらの現象を起こすとすると
セックスに立ち向かう意欲は粉砕されます。
性的な障害がいつ襲ってくるかわからないのです。
恥を掻きたくない意識から女性や妻からも遠ざかります。
それが上記のセックスレスの理由として表現されているのです。
男たちは傷付き、止む無くセックスから撤退しているのかもしれません。
|50代はこれからセックス本番と考える
50代のペニスの不活性は男を男で無くしてゆき
一端セックスから遠ざかると益々性能力は落ち込んでゆきます。
60前に人畜無害の好々爺として生きてゆき、
生涯女性と交わることはありません。
この人たちは実に諦めのいい人たちです。
しかし、諦めきれずあらゆる方法を追求している人も多くいます。
そして現代は回春の手法は数多く提案されています。
悪魔の教典でも男を回復させるための有効な手段を示したと思います。
まだまだ50代はこれからだと考えるべきであり
手段は沢山あるのです。
60代70代80代もセックス・恋愛を楽しみ抜きたいと是非考えてください。
まだまだ20年以上セックスは楽しめます。
本当の性の喜びはこれからが本番です。
諦め放棄するには早すぎます。