恋愛は性ホルモンなる幻覚剤によって織りなされる
幻であり夢です。
その脳の錯覚現象を悪夢にするか楽しむかは
あなたの気持ち次第です。
所詮、法則性などあてにできない快楽を楽しむ精神活動領域と割り切って
多少の失敗などは忘れてしまい、人生の最大の娯楽の一つとして楽しむことです。
|完璧主義者の男性
多くの男性は理屈や道理で物事を考えてしまい、
全て理詰めで物事の価値判断などをしてしまいます。
その傾向は恋愛などでも堅調に表れてしまいます。
特に
何故彼女はこんなことを言ったのか?
僕の言った言葉が何か間違っていたのだろうか?
などとお互いの関係が悪化した時や女性の反応が少し良くない場合などで
考えすぎてしまい自分を責め、そして相手の人間性に対する疑問をもってしまいます。
これまで述べてきた恋愛は感情と言う
予測不可能なランダムウオークする領域に属していることを
忘れてしまいがちになってしまいます。
そう
恋は盲目
なのです。
あくまでも気まぐれな感情の世界であり先など決して見えないしのです。
|恋愛は常に不確定が本質
こういう行動をとったから
彼女は喜ぶはずとか、
このプレゼントは彼女の心を揺さぶるはずとか
単なる一般的な論理で考えていくと失敗します。
男性の論理的で完璧主義的な思考方法は恋愛においては全く無力と知るべきです。
恋愛とは全く不確定な現象であり、予測は不能な突発的な出来事です。
何故ならあなたの存在自体、生命が生まれてから恐ろしい偶然の連続の結果であり、
そこには一定の法則などないのです。
ましてや人と人と出会いにおいて発生する恋愛感情は
大いなる偶然と誤解の産物でしかありえません。
ひとつひとつの恋愛自体が実験的なものであり、
ましてや成功などへの道筋などはないと言っていいのです。
|女性は猫であることも忘れない
女性は基本的にはネコ族であり、
決して我々男性のように一定の規則の中で生きているわけでもありません。
まるで気まぐれの世界に身を置いている生き物です。
猫を道理で制することは不可能であることをまずは知るべきです。
恋愛の対象はそのネコ族であることは忘れてはならないのです。
合理的な思考をもって犬のような訓練も出来ません。
(参照:女は猫)
|恋愛は夢のようなもの
恋愛においては運命や法則などは存在せず
むしろ誤解と偶然と虚偽という砂上の楼閣に成り立っていると
考えたほうが正解です。
恋愛は至らなさと失敗の中で進行していきます。
我々にはむしろそれを楽しむ姿勢が必要です。
恋愛に対する完璧な思考は必ずや失敗を招きます。
結果はお互いの不備を攻め立て合う悲惨な関係に陥るだけです。
|恋愛は数で勝負する
そもそも完璧主義とは全ての自分の行動の結果が
予測通りで満足できることで達せられるのですが、
これまで述べてきたように恋愛には明確な因果関係などを
推測することは無意味です。
むしろ恋愛には因果律よりは衝動性が勝っています。
恋愛は生殖本能であり本能的な行動をとることが元来求められるべきものです。
恋愛および恋愛行動の大多数は敗北であり失敗でおわることは
自然はすでに組み込んでいます。
恋愛の不成功とはその敗北自体を意識することにあるといえます。
好きになった全ての女性を所有することは不可能であり、
女性への恋愛行動が全て相手に好ましいとなるわけもありません。
千の恋愛のなかに一つ成果を見るのが通常です。
相手への恋慕の念は極めて不完全であり、決して完成などはするわけもなく
常に創造し続けるべき性質のものです。
理屈などは考えずに
よくいうところの数打てば当たる方式が最終的な成果は大きくなります。
|中年男性の恋愛
恋愛に酔いしれ美しき物語を追い求めるあまりに
決して答えのでない猜疑心に占領されないことが大切です。
特にビジネスや学問などの理屈優性の世界に過ごしてきた男性に多くみられます。
中年の恋愛に苦しむ男性も多く存在します。
中年の男性は不倫などで久しぶりの恋愛で真剣になりすぎるようです。
テストステロンの単なるいたずらを純愛と誤解してしまいます。
さらにその思いにそれまでの自分の中の価値観や社会的な常識が自らにかぶさってきて
精神的に追い詰められ苦しめられていきます。
しかし、自分も彼女も特定の考えで縛ることは
全く恋愛の本質には合わないことなのです。
理屈だけの完璧主義や倫理観でお互いを苦しめないようにして
自分も女性も大きな気持ちで受け入れてあげましょう。
感覚・感情を解放してあげることです。
楽しむことのない恋愛にはさようなら告げることです。