愛情不安定タイプ

愛情不安定タイプ

愛情不安定型の人は、恋愛感情の起伏が激しく、大きく変動していきます。

他の人の感情や態度に大きく影響され、

感情をむき出しにしてきます。

あるときは愛される幸福感で満たされていると思ったら、

次には相手の愛情を疑いネガテイブな気分に落ち込みます。

もしくは攻撃的に非難してきます。

思考の基本がポジテイブではなく、悲観的です。

情緒は不安定で、精神的な問題を抱えているメンヘラ傾向を示します。

失恋することで大きく落ち込み、自殺未遂に至ることもあります。

その反面、恋人をゲットした時などには、まるで天にも登るような幸福感に

満たされ、有頂天状態の様相も見せたりします。

恋愛における躁うつ病患者です。

男性もこの感情の変動に翻弄されることが、しばし起こります。

恋人や生涯のパートナーとしては厄介な相手になります。


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愛情不安定型の特徴

愛情不安定型は、人への信頼感が薄く、

更には自分に対して余り自信がないのが特徴です。

相手は本当に自分を愛していてくれるのだろうか?

一人で居る時などに、頭の中は不安感で一杯になります。

相手との関係を更に深めることを願い続けます。

日常的に相手の事ばかり考えてしまい、他のことがおざなりになります。

男性への気持ちが大きくなりにつれて、相手を過大評価する現象もおきてきます。

『貴方は素晴らしい人!尊敬しています!』

などと大袈裟な称賛の言葉も口にします。

また愛情不安定型の女性は、

恋に落ちやすいことも特徴です。

恋愛やセックスにも衝動的な判断を下していきます。

いつも誰かのことを思っていたり、誰かと接触していないと不安でならないのです。

相手の男性を心から愛しているわけでは、恋やセックスをまるで精神安定剤のように

常用しているような感じです。

相手の男性に愛されたいと多くの努力も重ねます。

自分が変わればもっと愛される、相手に相応しい自分になりたいと

多くの自己啓発の本を読み、料理やヨガなどに専念します。

全ては自分への不安感からです。

相手の感情の変化に非常に繊細で、恋愛の現状に注意を払い、

感も鋭いのも特徴です。

相手の不義の兆候もすぐに嗅ぎ分けてきます。

しかし、相手の行動や感情に過敏であるがために

大きな誤解を抱くこともしばしば起きます。

時には相手の行動に常に注意を払い、

不安から一日になんどもメールや電話をしてきます。

ストーカ的な行動も取ることがあります。

いつも相手とつながっていることを求め、

会う間が空き、連絡が少しなかっただけで悲しみ、

相手の男性を責め立てます。

時には別れを自ら宣告し、やがてまた復縁を求めてくることも

よく起こります。

不安定愛情タイプは愛情に飢え、少しの愛情だけでは満足しません。

常に自分だけを見つめ、自分だけを愛することを願い、

その要求はとどまることを知りません。

心はいつも不安と怖れで満たされ、

相手の言動に過敏でヒステリックです。

時には攻撃的であり、ストレスに鋭く反応し、なかなか治まりません。

不安定型の恋愛タイプは愛情の独占欲が根底にあります。

そして、やがて愛情への不安は自滅的な結末となっていきます。

彼女たちは結果的には交際相手の行動や言葉に振り回され、

疲れ果てていきます。

この不安定型愛情タイプは女性の特徴的な傾向です。

女性の恋愛は愛されていることが前提になるからです。

男性がむしろ、精神より肉体的な独占を求めることとの

大きな違いになります。

不安型になってしまう要因

この愛情不安定タイプの要因は、

これまでの肉親との愛情関係にその多くが起因します。

両親が離婚したり、喧嘩が絶えなかったような環境で

育ったことが大きく関係しています。

また特に母親からの愛情や世話を充分に受けることなく成長すると

愛情に対して常に懐疑的な姿勢になってしまいます。

これまでの体験から人同士の感情や男女間の愛情に対しての不安と疑いの念が、

心の奥に横たわっているのです。

これは特に幼児期に母親の愛情や世話を充分に受けられなかったことが

要因と言われています。

この時期に、母親と赤ん坊はお互いが触れ合い、見つめ合うことで

愛情ホルモンであるオキシトシンが脳内神経に分泌されて、お互いの絆を結んでいきます。

母親からの慈しみや接触が不充分な幼児は、このオキシトシンの受容体が平均的な数まで

形成されません。

すると人の感情への感受性や愛情の発露が非常に低位で、

精神は不安定な状態となってしまいます。

ストレスに対しても敏感で、持続する傾向があります。

人への信頼感や自分の存在への自信が薄く、常に不安感に苛まれる性格となるのです。

また、大きな失恋体験も影響することも少なくありません。

愛する男性からひどい裏切りや冷たい仕打ちを受けた過去の体験が

恋愛に大きな不安を抱かせます。

愛されていること、愛することへの不信感が全ての要因です。

不安型のセックス

愛されることを常に求める不安型は、

男性に常に抱かれることで愛情確認を行う傾向を見せます。

余り深く考えることなく、男性からの求愛を受け入れセックスに応じていきます。

これはセックスの高揚感や快感で、不安な気持ちや現在の精神的なストレスを

打ち消そうとする作用が働くからと言われています。

男性の腕の中でいるで、幸福感で心身ともに満たされます。

セックスにも激しく反応し、性的なサービスも積極的に行い、

大いに男性を喜ばせます。

また、相手の興味を自分に向けさせるために、

男性の性的な要求にも簡単に応じる傾向も示します。

セックスの体験年齢も早く、経験する男性の数も平均以上になります。

セックスで相手を繋ぎとめ、心の不安感を払拭したい心理が働いています。

同時に、ストレスへの反応や持続性が強いために、

できる限り子孫を残すように生殖本能が作用するためとも言われています。

また不安型はマゾヒスト的な性嗜好を見せることがよくあります。

相手の男性に特別な形で愛されることで心の空白を埋めていきます。

奴隷として自分の場所を確保し、精神的な安定を得ていきます。

しかし、性的な反応も時には演技的であり、

イミテーションオーガズムであることもよくあります。

多くの場合、クリトリスオーガズムは体験しても、

真の女の喜びであるバギナオーガズムやポルチオオーガズムに至ることはありません。

これは膣や子宮のオーガズムに深く関与するオキシトシン受容体が

活性化されていないうことに要因があると考えられます。

イッたふりの現象は、男性を喜ばせたい、繋ぎ留めたい一心で、

大げさなサービスとパフォーマンスを見せるのです。

愛情不安定型のセックスもやはり不安定な様相が強く、

最高の反応示す場合とまるで無反応の時と極端です。

その時の恋愛気分によることも多いのです。

愛されている気持ちに満たされているときは、

体も大きくは反応しますが、

相手に不信感を抱いているときには

セックス自体を拒絶します。

不安定型への対応

愛情不安定型の女性への対応はかなり厄介です。

特に浮気症の男子の場合は、かなり努力が必要になります。

このタイプの女性は常に愛されている感で満たすことが肝になります。

愛情が密着することで安心するのです。

いつも

『愛している』

の言葉と表現は怠らないようにします。

多くの時間を一緒に過ごし、話の相手を務めなくてはなりません。

他の女性の影や浮気の気配は決して見せてはなりません。

このタイプの女性はしっかり見つめ続けてあげることで精神的な安定を示します。

幸福感に満たされた女性は、沢山の愛情を返してくれます。

この手の女性に惚れてしまった男性は、

全てを女性に捧げる覚悟を持つことです。

生来の、一人の女性を愛する一穴主義の男性には最高の相手になるでしょう。

また、この手のタイプが苦手な男性には、

分かれることはそれほど難しくありません。

不安定型愛情タイプは自滅型です。

すこし、会う期間をあけ、メールを冷淡な内容で送れば、

やがて女性の方から別れを切り出すはずです。

ただし、そのときには一悶着はあるでしょうが、

長引くことはありません。

愛情不安定型の見抜き方

愛情不安定型はその情緒の不安定さ故にすぐに見抜くことが出来ます。

女性の貴方に対する行動や態度を観察し、言葉に耳を傾けてください。

大袈裟に喜んだり感動する反面、

少しの連絡不足やちょっとした感情のすれ違いで、

拗ねたり、泣いたり、怒ったりするような女性は精神が安定していません。

多少は女性であるために、感情の乱れは見せますが、

極端であったり長引いたり、

わけもなく症状を見せるときは疑ったほうがいいでしょう。

注意すべきは、恋愛が盛り上がっているときには女性は上機嫌です。

男性にまるで天使のように接してくるはずです。

多くの男性はその姿に騙され、結婚後、悩むこととなってしまいます。

女性の本来の姿を見るためには敢えて揉め事を起こすことも必要です。

その時の女性の反応や態度を観察することでその本性が見抜けます。

また、是非、両親のその兄弟に直に接して、

その家庭環境に触れることも大事です。

すべての要因は、子供の頃にどれだけ愛情が注がれていたかに

関わっています。

両親でないにしろ、その親族や周辺の人達から安定的な愛情が

注がれていない場合は、

常に愛情が足りないという錯覚に陥りやすいのです。

愛情不安定型の女性には、惜しみなく愛情を注いであげなくてはなりません。

貴方がそれに相応しい男性か?

その覚悟があるのか?

真剣に問いただす必要があります。

愛情に飢えた女性は、充分な愛情を受けることで、

相手に有り余る程の愛情を返してくれます。

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