最近、未婚男性や未婚女性の問題が大きく取り上げられことが多くなりました。更に、未婚男性の数は未婚女性の数を300万人ほど上回り、生涯未婚で終わることになる男性はかなの数になっています。所謂、男余り現象で、男性が結婚相手を見つけることは現代社会ではかなり難しくなっているようです。
従って、未婚男子はあまり女性を選り好み出来ない状況であるとも言えますが、今、交際中の女性と結婚という判断を下す前に、相手との相性や相手の性格はしっかり吟味して行くことは大切です。離婚は結婚以上のエネルギーとコストが覆いかぶさってきます。後悔しないためにもこの工程を手抜きしないことをお勧めします。結婚相手の選び方は既に記事として上げていますが、その上で更に最終的なチェックを行うことが重要になります。それは、その女性の母親のチェックです。
女性との最終的な判断は母親を見て決めよ!
交際している女性との結婚を意識するようになった時には、まずは、相手の家族や子供の頃の話をしっかり聞き出してください。相手の家族構成や思い出、父親や母親の話を聞き出していきます。女性の話の様子で、その女性の育った家庭環境や受けた愛情度合いを推測していきます。
家族の話や家族関係が普通であったり、微笑ましい感じであれば、今度は相手の家庭を訪ねてみます。その女性が、あまり家族の話をしたがらない態度や否定的な時には要注意です。あまり、その先に話を進めないほうがいいかもしれません。
母親の性格が娘に写る
家庭訪問では特にしっかりその女性と母親との関係には留意することが大切になります。母親からしっかり愛情を受けて育ったかで、その女性の本質的な感情の豊かさが決まってきます。あまり、子育てに熱心でなかった母親からは、子育てが苦手な娘が出来、家事が苦手な母親の娘は掃除や洗濯に熱心になりません。
しっかり母親の愛情を受け、世話をしてもらった女性は、愛情ホルモンのオキシトシンへの感受性が強くなり、愛情豊かな面倒見のいい女性となります。
此の逆で、あまり世話をしてもらえなかった女性は自分の子供への愛情が薄く、世話をする術を知りません。
家の中をしっかり掃除して整理整頓に熱心な母親に育てられた女性は、気持ちいい環境でいることが普通であり、そうでない環境に嫌悪します。自然と掃除好き、洗濯好き、整理好き、キレイ好きな女性に育っていきます。
その逆で日常の生活がだらしない母親に育てられた女性は、家の中を綺麗にしておくことが出来ない女性に育っていきます。
料理においても同じです。料理好きで味付けの上手な母親からは、味覚が優れた美味しいものを常に作ってくれる女性が育ちます。逆に、料理が下手な母親からは味覚音痴の味が分からない女性しか育たないのです。
母親の情緒情感は確実にその娘へと引き継がれ、娘は自分の子供と同じ態度で接することになり、その子供の性質は同じになっていきます。遺伝するのは、体型や体質だけでは無いのです。物事の考え方や日常的な癖、感受性や情愛の度合いも、親から子へ子から孫へと伝播します。
男子の場合も母親からどれほど世話を焼いてもらったか、愛情を受けたかでその性格は大きく変わってきますが、男性は中学生の年令になると母親離れしますので娘ほどではなく、むしろ父親を意識するようになります。
母親=娘と考える
上記の現象は、勿論、100%あてはまるわけではないでしょう。反面教師で、駄目な母親とは逆な性質を持つ女性となることもあるでしょうが、比較的、母親=娘の法則が成り立ちます。その傾向は年齢を重ねれば重ねるほど強くなります。性格は時間をかけて母親から転写され、口ぶりや夫への態度もやがて母親にそっくりになっていきます。
肉体的な容姿も似通ってきます。母親の今の姿かたちは、将来の娘の容姿と思えば間違いありません。また、体力や健康、寿命もかなり母親に近い特性を示してきます。肉体的な性質は遺伝的に引き継がれ、特に娘は母親の要素を多くの点で受け継いでいきます。
恋愛スタイルも受け継がれる
アメリカの心理学者のグループの報告では、恋愛スタイル、結婚スタイルも娘は母親と同じような行動取るそうです。あまり愛情を注がれることのなかった情緒不安定な女性に育てられた少女の性体験はかなり早く、安定することなく相手を次から次へと変えていくそうです。
また大人になって結婚すれど、母親と同じような家庭風景となるそうです。父親と同じようなタイプの男性を選び、離婚する率も高くなるそうです。
共通していることは、人への信頼感や愛情度に欠けることです。常に不安感と猜疑心に苛まれ、パートナーや家族との良好な関係が維持できないことです。
セクシュアリテイーも母親から引き継がれる
その女性の性格や人との関わり方や恋愛関係、親子関係は母親との関係によって大きく左右されますが、またセックスのスタイルや衝動性、感受性も母親から受けた愛情度によって決まっていきます。
世話好きの愛情豊かな母親に育てられた娘は、愛情ホルモンであるオキシトシンへの受容体が活性度が高い傾向にあり、性的な悦びを生み出すドーパミンとエンドルフィンも活発に働くようになります。つまり、セックスで感じやすくサービス精神が豊かな女性に育つのです。
一方、子育てが苦手な母親に育てられた女性は、オキシトシンが不活発で、精神的に不安定で攻撃的で、性的な悦びを感じることのない不感症に育つと言われています。愛情の大切さとセックスの悦びの素晴らしさを知らない女性は、自らの性を大切に思うこともなく、初体験の年齢も早く、直ぐに男性の要求に応じる浮気症の女性となることが多いとされています。
母親のセクシュアリテイーもそのまま、娘に引き継がれていきます。もし、結婚で悦びに満ちた性生活を望むなら、そして妻の不貞に悩みたくないなら、女性の母親の愛情度をチェックすることは非常に重要になってきます。
家庭訪問で母親チェック
いまは見かけや態度は母親とは大きく違うようでも、10代20代30代の女性はその時点で母親に似ていなくても、将来は母親のコピーとなると思って間違いありません。従って、結婚を決めるにはその母親をしっかり観察し、分析することが非常に大切になるのです。子育ても料理も家事も夫との愛情関係も母親の特性を引き継いでいます。その女性の母親が将来の貴方の妻の姿と振る舞いになるでしょう。多分、6~7割は似通っていくはずです。その女性を妻としたとき、貴方の描く家庭像と齟齬がないかをしっかり見極めることが大切になります。
是非、結婚を決める前には相手の家庭の情報収集と家庭訪問を積極的に行うことです。「愛があればいい」などとその時の感情に流されて安易に結婚を決めないことです。家庭訪問は相手の母親や父親に貴方がチェックされるのではないのです。貴方が、自分の彼女の将来の姿を確認するための大切な行事です。
母乳で育ててかで愛情度が変わる
そして、相手の母親との会話のなかでで、その娘の出産は通常分娩であったか、母乳で育ててのかも確認するといいでしょう。
出産時、オキシトシンは大量に分泌されて子宮筋を収縮させて、胎児を絞り出します。帝王切開では、このオキシトシンの分泌は大量に起こりません。通常分娩の出産では、オキシトシン効果によって、母親は子供に強い愛情を抱きます。
また、母乳で育てることで、母乳の分泌促進ホルモンであるオキシトシンも大量に分泌されます。母親は母乳で育てることで、赤ん坊との間に強い愛情と絆を抱きます。
帝王切開での出産、人工乳での子育てでは、母親と赤ん坊との繋がりが強化されないことが知られています。その女性が、母親とどのような関係性を築いていたかのチェック事項にもなるはずです。
最後に
結婚相手を選ぶときは、相手の家庭を訪ね、その母親がどのような性質であり愛情度を持っているかをしっかりチェックしましょう。娘は母親の影響を強く受けて育っています。夫に対する態度や子育ての姿勢は、その母親そのものになります。旦那に冷たい態度の母親の娘は、夫に余り愛情を抱くことがなく、子育てが苦手な母親から子育てが苦手な娘が育ちます。観察ポイントは母娘が仲良しであることをしっかり見てください。
最後に浮気症の母親からは浮気症の娘が育つ傾向が強いことも付記しておきます。また、同じように浮気症の父親からは浮気症の息子が生まれるという報告もあがっています。
まとめ
- 母親からの愛情によって女性の愛情度は決まってくる
- 母親からしっかり子育てされた女性は人への愛情も豊かになる
- 愛情豊かに育った女性は、愛と性を大切にする
- 愛情豊かに育った女性は性的にも大きな悦びを得ることが出来る
- 女性と結婚を決める時には、母親をしっかりチェックする