男性が女性の顔やオッパイ、腰のクビレ、太ももなどにひきつけられて
見た目だけで惚れてしまうのは生物学的生殖上の根拠があります。
それがオスの本能であり個人的な性格や資質の問題ではありません。
|見た目優先なのは雄
男性はビジュアル優先でセックスのパートナーを大概は選んでいます。
特に女性の美貌や体のグラマーさセクシーさにこだわります。
一方女性も確かに男性の見た目をかなり重視しています。
しかし、男性は女性に対する興味はほとんど
顔の良さや体つきのセックスアピールで終わりますが、
女性の男性選択は相手の見かけだけではなく匂いによる免疫適性や
社会的なステータス、相手の性格なども判断の要素も加わって複雑です。
女性はあらゆる角度から男性を観察して決定を下していきます。
では何故男性の場合は見た目が最優先されるのでしょうか?
それはやはり精子と卵子の生殖的価値に基づくものになっています。
(参照:女は匂いで恋に落ちる)
|外見で男は惚れる
男性のほとんどは女性をビジュアルで判断しています。
一目見ただけで好みかどうか決めてしまいます。
その習性は生涯変わることはありません。
極端に言ってしまえば男性は女性の見かけさえよければ
中身はどうでもいいのです。
つまり、女性の心とか気持ちとかは2の次です。
男性はその女性が自分の子供をしっかり宿すことが出来るか、
育てることが出来るかを見かけで判断します。
男性がくびれのしっかりした女性を選ぶのは
グラマーな女性ほど妊娠率が2倍ほど実際高いことが知られています。
またお尻が大きくてオッパイが出ている女性は授乳能力に優れています。
グラマーであることはその女性の若さや妊娠能力、子育て能力を表していて、
それに惹かれるのは子孫を出来るだけ残したい男性の本能による識別です。
単なるスケベ心ではないのです。
|外見さえよければいいのが本音の男
気持ちの綺麗な女性がぼくの好みです
などと言う台詞はある程度ビジュアルがいいことを前提としています。
男は心さえ綺麗ならば見かけはどうでもいいなどとは絶対に言っていないのです。
男の生殖本能は極めてシンプルです。
視覚的に入ってきた情報ですぐに古い脳が本能的に反応します。
見た瞬間にその女性がある程度生殖能力を有していれば
すぐにセックスしたいと言う感情が湧きあがります。
その更に強固でこだわりの執着的な感情が恋なのです。
その作用は神経伝達物資であるPEAが多いに関わっています。
PEA・フェニールエチレンアミンは視覚的な嗜好に対して
敏感に反応して報償系ホルモンのドーパミンを
活性化します。
男性の心はときめき強い性欲と起こってきます。
この一目ぼれ現象は男性では日常的です。
男性は女性の欲情的な肉体が恋のトリガーになっています。
(参照:惚れ薬)
|出会う女性のほとんどが好み
ほとんど男性はまずはストライクゾーンが広いのも確かです。
セックスしたいと思うビジュアル範囲は広くできています。
そして男たちは常にセックス出来る可能性のある女性を探し続けています。
男はすれ違うだけの女性に1日数えきれないくらい恋をします。
必ずすれ違う女性を目でまずチェックして評価して
特に好みで綺麗な女性には目でじっくり観察して、
ついつい後についていくこともよくあります。
男は毎日、ゆきずりのセックスを夢見続けています。
|男は何故、見た目だけで惚れるのか?
何故男の恋すなわち性欲は視覚的で直観的なのでしょうか?
相手の女性の人格や考え方などは何故2の次になるのでしょうか?
この根本にあるのはやはり精子の数と卵子の数の絶対数の差です。
男性が女性の性格や人間性などその都度吟味していたら
すぐにチャンスを失ってしまいます。
取りあえずは出来る限りの可能性を求める戦略を
取らないと子孫は残せなくなります。
数多くの精子を数多くの女にバラ播くことが
男の生殖戦略では最善なのです。
|雄の生殖プログラム
チャンスを出来る限り逃さず、やり逃げするのが生き物のオスに共通する行動です。
人類の男と女がツガイになって子育てするようになったのはほんの一万年前です。
(参照:男女の古の関係)
男がまず最優先に女性の外見を重要視し、見かけに惚れるのは
その女性の健康度と生殖能力の高さをチェックしているだけです。
男は外見で女性が自分の子供をしっかり産めるか、
最後まで育てられる脂肪をゆうしているかを評価しているのです。
そして可能と判断すればアタックする、
これが雄に刷り込まれた生殖のためのプログラムなのです。
|メスの生殖プログラム
一方、女性はその絶対的な卵子の数と生産コスト、そして子育てコストを考慮すれば
決してセックスを安売りするわけにはいけません。
見かけでの健康度や遺伝子の正常度のチェックだけでなく、
その男性の遺伝的な免疫力、肉体的な闘争能力、食料調達能力や女性と子供への忠誠度など
様々要素を検証しなくてはなりません。
子育ては大変なエネルギーと時間と経済力が必要です。
男性の補助なくして人間の子育ては困難を極めます。
女性がルックスを最重要視するのはせいぜい10代までです。
次第に女性が成熟してくると寧ろ男性の経済力や献身性を重く見るようになります。
女性は古い能の本能的で直観的な選別だけでなく新しい脳(大脳新皮質)で
じっくり合理的な判断もしているのです。
本能的な遺伝子のチェックは女性は匂いで行うと言われ、
経済的チェックは日ごろの観察や情報集で行います。
(参照:女は匂いで恋に落ちる)
女性は頻繁に
「男は見かけより中身と心」
などと女性は言いますが、
それは
「一体どのくらい私を支えてくれる」
のと言う問いかけを意味します。。
再び美系の男子を求める傾向をみせます。
それは日本では韓流ブームと言われるもので現れました。
|いつまでも子供のままの夢見る男子
一方男性の美人大好き、ボイン大好きの見た目で惚れる性癖は一生治りません。
寧ろ次第に深めていきます。
年をとっても若くてセクシーな女性が大好きで見かけ一番は変わりません。
男は古代の時代から何時もやり逃げで無責任が本性なのです。
今はさまざまな制約で押さえられじっと我慢しているだけです。
世界中の男が共通に夢見ているのはハーレムです。
その見果てぬ夢を追いかけて一途に励んでいるのが男なのです。
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