恋愛回避型の要因
恋愛回避型になる要因は2通り考えられます。
- 生まれつきの体質
- 幼児期の愛情不足
があげられます。
生まれつきの体質
遺伝的に余り恋愛熱が高くなく、単独行動の習性を有する女性です。
ドーパミンやエストロゲンなどの化学物質の分泌が低調な人たちで、
B型血液で猫的な習性を有する女性です。
犬のようなベッタリした関係を好まず、心と心のつながりには
価値を見出すことはありません。
近からず遠からずの人間関係を維持したがりますが、
必要なときには自分の方から愛情を求めてよってきます。
幼児期の愛情不足
不安定型の女性と同じように、人の愛情を心から信頼していません。
両親などの不仲がそのまま、子供の情緒に反映していきます。
大人になっても人への信頼感は回復しません。
愛されていることが本当かどうか、常に猜疑心に苛まれ、
臆病で小心な心の持ち主になってしまいます。
その結果、傷つくことを恐れ、自分の精神を守るために
人を愛することも、人から受ける愛情も回避していきます。
失くした時、壊れた時が怖いのです。
幼児期の愛情不足による愛情回避型は不安定型の変形と考えていいかもしれません。
不安定型は愛情への飢餓から、情緒が入り乱れますが、
回避型はその不安を押し殺しているだけなのです。
スマートに多くの恋愛を楽しんでいるよう周囲から見られていますが
その心の奥は臆病で孤独です。
本当は愛されたい、愛したい気持ちを心の奥底に秘めていますが、
防衛本能的に相手に心に壁を作ってしまいます。
この回避型恋愛タイプは、恋愛上のトラブルに遭遇すると
不安定型の行動や精神状態を示すことがよく起こります。
逃避型恋愛タイプと不安定恋愛タイプはその要因は似たところにあるからです。
恋愛回避型の付き合い方
回避型は同じような恋愛アクションを取るようですが、
上記のように先天性と愛情不足では、本質的にはまるで違ってきます。
遺伝的な要因の回避型女性との付き合いは、
B型女性との付き合い方に準じたほうが間違いないでしょう。
程良い距離感を保つことが肝心で、
相手が必要なときに寄り添ってあげます。
相手への干渉もあまりしないのが特徴ですので、
男性側も自由な時間を沢山得ることができます。
基本的な性格は我儘ですので、
相手の要望は全て受け入れてください。
もし結婚した場合も一緒です。
家庭内愛人と考えて過ごすことがベストです。
さて幼児期の愛情不足の回避型との付き合い方は
貴方のその女性への愛情度によって変わってきます。
その女性に深い愛情を抱いている場合は、
その女性の心の氷が溶けるまで相手を見つめ続け、寄り添います。
10年20年の年月が必要かもしれません。
全てを許してあげて、愛されていることに
自信を持ってもらうしかないのです。
その女性が浮気症でもときに許せる度量を持つことです。
愛を欲しているのに愛情を無意識に避けている悲しい女性として
受け止めるのです。
勿論、愛情があまり抱けない女性とは早期に別離することが
貴方にとっては、最善かもしれません。
分かれることにそれほどの苦労はいりません。