様々な女性と接触するなかで
氷のような冷たい女に出くわすことがあります。
どんなに情熱をもって口説いても、強く反応することはなく、
まるで感情がないような女性です。
心からの笑いを見せることはなく、
感動する姿や悲しみの涙も見せることもありません。
このような女性と遭遇した時に一体どうすべき途方に暮れてしまいます。
特にその女性が美人である時などは、ずるずる中途半端な関係を続けてしまいます。
愛情や恋愛に対して冷やかな女性の特性を理解しておくことが大切です。
愛情冷血タイプの特徴
このタイプの女性たちの男性への対応はある意味では、
非常に腹立たしく失礼なことは事実です。
どんな素敵なプレゼントをあげても、
どんなに工夫を凝らしたデートを演出しても
こころから感謝してはくれません。
井上陽水のアルバムに『感謝知らずの女』という楽曲がありましたが、
正にその歌詞の通りの女です。
彼女たちには、相手の気持ちに反応し応えるという機能が作動していません。
そんな女と早く別れるべきなのですが、
まるで冷たい蛇に睨まれたカエルのように、
逃げることも能わずズルズルと関係を続けてしまいます。
魔性の女に魅入られてしまうことは男性の弱い精神性からくるものかもしれませんが、
それがまた快感であることも良くあります。
特にMの男性には最高のパートナーになるかもしれません。
冷たい女の反応と表情にエクスタシーを覚えるのです。
彼女たちが見せる反応や感情は彼女たちにとって標準であり、
何も変なことはなく、相手が不快に思っているかどうかは理解していません。
人の感情への感受性が薄く、共感する力が低いのが彼女たちの特徴です。
そもそも相手の気持ちを100%受け取り、
それに応える素質を持ち合わせていないのです。
それをいくら説明したり、嘆いて見たところで
男性が満足するような変貌には至らないと理解したほうが正解です。
今のその女性そのものを受け止めて、こちらの付き合いの仕方を合わせていったほうが
賢明です。
愛情冷血タイプの原因
人の愛情に関して、無反応で軽視する女性は2つのタイプに分けて考える事ができます。
- 心を閉ざした女
- 感受性がない女
これらの2つのタイプは表面的に全く同じ印象に映りますが、
その心の中は全く違う動きをしています。
この恋愛薄情タイプの女性は、愛情不安定型の一種であり
症状は愛情情熱タイプと真逆の様を呈します。
(参照)
心を閉ざした女
人間の感情や愛情に対して信頼がなく、疑う女性たちです。
敢えて心を閉ざしして愛情を理解しない、受け付けない態度を取っています。
もしくは取る術を知らないからとも言えます。
愛情を受け、愛情に反応することでリスクや不利益を感じたり、
また背徳的な価値観を持っています。
愛情を受け付けないことで、自分を守っているのです。
ある意味、潜在意識の奥深くで愛情を拒んでいるのです。
その原因は大きく2つ考えられます。
- 過去の恋愛の失敗や男性との関係がトラウマになっている
- 幼少時に厳格な教育を受けて育った
トラウマ
過去の恋愛体験がトラウマになっている女性はよく見受けられます。
恋愛で大きな心の傷を負ってしまった女性によく起こる現象ですが、
この現象は一時的です。
誠意ある男性や情熱的な男性に出会うことで、やがて心の氷も溶解していきます。
もう2度と恋はしたくない
と訴える女たちですが、1年も続かないのが現実です。
このようなセリフは信用せずに、虎視眈々と狙い続けてください。
厄介なのが、過去の男性にDVを受けたり、ストーカー行為を受けてしまった女性です。
完全に男性への不信感で心は覆われ、恐怖心さえ抱いています。
取り付く隙さえないかもしれません。
即刻諦めるか、長期戦で誠実さを全面に出して口説くことしかないのですが、
女性の心が癒やされ、記憶が薄れていく時間が必要です。
厳格な教育
厳格な教育を受けて育った女性は、時として恋愛に対して軽視する傾向がよく見られます。
両親から恋愛やセックスは不浄なものと幼児期よりインプットされて育つことで
恋愛やセックスに対して否定的になり、一つの壁を作っていきます。
また、両親のセックスの場面を目撃してしまい、
大きなショックを受けてしまった女性も男女の関係に否定的になる現象が起こります。
これらの潔癖症に育った女性たちは、大脳による理性領域で恋愛やセックスを拒んでいます。
生殖本能や性機能には何ら問題はなく、
意識で性欲や恋愛感情を抑え込んでいると言えるでしょう。
これらの女性を恋愛に引き込み、セックスに至らしめるには
甘美な恋愛とセックスの世界を演出してあげて、
恋愛とセックスに対する誤解を解いていくことです。
時間と労力を要しますが、謂わば処女地の開拓と同じです。
見返りは大きいはずです。
また同じ要因で全く逆の性癖を見せる女性たちも存在します。
厳格な教育が故に、10代後半から親への反発から弾けてしまう女性です。
次から次へと様々な男性と恋愛やセックスを体験していきます。
安定型の男性と出会うことでやがてその衝動も抑えられ、安定していきます。
愛情への感受性がない女性
そもそもの愛情を心で受け止め、与える能力を持っていない女性たちも存在します。
このタイプの女性では、男女関係だけではなく、人間関係全般にも見受けられる症状です。
愛情ホルモンであるオキシトシンの濃度、
もしくはオキシトシン受容体が充分に整備されていにことが起因します。
乳児期や幼児期に母親から育児放棄されたり、
虐待を受けたことが根底にあるとされています。
哺乳類は全般的に、乳児期に親からの愛情や世話を十分に受けることで
脳のある部位で、愛情を受け入れ、愛情に応える能力が育成されていきます。
それに関わる神経化学物質がオキシトシンと言われる愛情・絆ホルモンです。
愛情や世話を受けることで、乳児はオキシトシンへの感受性を高めていきます。
それを受けずに育った子供はやがて愛情に対しても無反応になり、
愛情を表現するという行動も取れなくなっていきます。
この現象は遺伝的なものではないのですが、
やがてこのタイプの女性が母親になると生まれた子供の面倒を余り見ることはなく、
同じように子供は成長し、この愛情に対する冷淡な姿勢は継続されていきます。
この愛情に感応しない女性との付き合いは余り楽しいものではありません。
恋愛冷血タイプの恋愛とセックス
愛情に対して冷血な姿勢を見せる女性は、
相手の思いやりや痛みに共感することはなく、いつも他人事のような姿勢を示します。
喜怒哀楽も余り見せることなく、淡々としています。
人の気持や愛情を軽視している為に、セックスと愛情の結びつきも余り考えることなく、
男性からの求めに安易に応じていく傾向も見られます。
特に、幼少時に充分な愛情や世話を受けなかった女性は
愛に対する感受性が弱く、一人の男性を大切にする感覚が余りありません。
男性の選り好みもなく、性的な関係に簡単に至ります。
彼女たちは性的な働きは正常なために、
セックスの快感を刹那的に楽しむことになります。
しかし、オキシトシンが関与する女性特有な深いオーガズムを体験することは
少なくなります。
その殆どはクリトリスオーガズムにとどまるでしょう。
また、オーガズムを体験できない女性も少なくありません。
そして、相手に対して深い愛情や繋がり求めることも感じることも余りありません。
性的な体験も早く、早期に結婚する率も高いのですが、
離婚する比率もかなり高いようです。
冷い女への接し方
さてこれら愛情冷血タイプの女性に遭遇したときにはどうすべきかです。
心を閉ざすタイプも感受性に欠ける女性も、
彼女たちとのお付き合いは忍耐と努力が必要になります。
それが出来ない男性や恋愛を遊びで楽しみたい男性は早めに退散したほうが
賢明です。
ただ、これらの愛情軽視の女性を好きになってしまった男性や
パートナーとして選んでしまた男性は長期戦で臨むことをお勧めします。
決して彼女たちの冷たい態度に苛ついたり、腹をたてることなく
すべてそれが彼女の個性と捉えて、傍らで見守るしかないかもしれません。
特にそもそもの愛情を感じることの出来ない女性は
10年20年単位での期間で、じっくり愛情を忍耐強く注がなくてはならないでしょう。
少しずつ、オキシトシンの分泌を高めてあげて、感受性を強化するしかないでしょう。
100%のオキシトシン受容体を失った女性は
特殊な疾病以外はない筈です。
やがて心開く可能性は大いにあります。
それも徐々に段階的になるかと思います。