恋愛は男が女性に求愛し、女性がそれを受け入れることで成立します。
選択権は常に女性が有しています。
基本的には男子には選択権はありません。
というよりは男子は選り好みなどできない事情があるのです。
それは大量に生産される精子の数に由来します。
|恋愛における大原則
男と女の古今東西、どのような時代であっても、
そしてどのような人種民族であっても
一つの大原則があります。
それは
いつもその気のない女を
一生懸命男が口説いて
恋愛とセックスは始まる
という原理原則です。
一部の民族で女性も同等に積極的に男性を狙い口説き落とす性文化も存在しますが、
基本は男が説教的に女性にアプローチをし、
女性からは決して男性にはアプローチすることなく
女性は言寄ってくる男性を選別するだけ、
これが西洋でも東洋でも、アフリカでもアメリカでも変わらない
恋とセックスのパーターンです。
そう、男は必死に女を探し求め、
女はただ待っているだけ、
これが恋愛の男と女の行動原理です。
|男の求愛と女の選別は何故なのか?
では何故、男が必死の求愛し、女が余裕で選別するなどという
実に男が損な役割で、女にとって楽で有利な関係になってしまったのでしょうか?
その関係は何故逆ではないのでしょうか?
逆であったらどんなに我々男子は幸福だったことでしょうか?
そう思っている諸兄も多いかと存じますが、
そうなってしまうことは実は男が男でなくなることであり、
女になることを意味します。
そこには生物における進化の必然性が根本に働いています。
女性を口説くにあたってまず、何故男は口説く側なのかを
理解しておく必要があります。
女性に求愛することは男の義務である
と原則をしっかり、肝に刻み込んでぶれない精神で
女性に挑んでいく必要があります。
更にもうひとつ
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる
がそこにある根本哲学であることも加えることが
あなたの恋愛成果に大きな影響を与えることになるでしょう。
|卵子と精子の絶対数差
この現象を説明するにもっとも簡単な理由は
女性が生涯生産する卵子の数と男性が排出する精子の数の絶対差です。
ご存じのように卵子は1人の女性では月に
1個ずつ排卵されて生涯での数は400個程度の極めて少ない数になります。
一方精子の生涯の生産数は1日5000万~1億生産されるので
1兆以上になることは間違いありません。
この卵子と精子の絶対数の数の差が最終的には経済的な価値の差として
表れてきます。
卵子はその精子との数量比較において絶対的な価値を有し、
その為にいつでも手に入る精子に対して媚を売る必要はなく、
待ちの姿勢で自分のお好みを選択すればいいのです。
反対に精子側は数少ない卵子を多くの他の精子と競り合う必要があります。
全くの卵子側の売り手市場であり、確実な大きな市場価値を持っているということです。
因みに、人類男子で子孫を残せる個人は約40%といいます。
一方、女性の75%は子孫残していると言います。
現在何かと話題になる男性の未婚問題は
昔から続いている現実なのです。
積極的に女性を口説かなかった男性は
実に性にあぶれるという現実を物語っています。
|女が男を口説き時
女性が男性を追いかけて積極的にセックスに持ち込もうとするケースはよくあります。
例えば、男性アイドルや有名アスリート、タレントなどに追っかけなどの女性が惜しみもなく
体を与えています。
これは極めて特殊な場合と考えておかなくてはなりません。
追いかけられる男性側に女性が遺伝的な大きな優位さや利点を見つけた時です。
若くてビジュアルがよく優性遺伝子を持つ男子が持てるのです。
そしてこの現象は女性はほとんど10代が多いのも特徴です。
この時期は少女はまだ性ホルモンバランスが整っておらず、
男性ホルモンのテストステロンと
女性ホルモンのエストロゲンがお互いの役割をきっちりに分担されていない時期です。
性ホルモンによる一種の暴走期です。
この時期は男性も女性も性的には極めて衝動的な行動をよくとります。
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